最近、けっこう頻繁にすき家に通ってるけど……すき家って想像以上に奥深いと再確認。業績も絶好調だそうだが、そりゃそうだよねと納得するほかない。
今回は期間限定の新作カレーを食べてみたんだけど、これもまたウマかった。いろんなトッピングも楽しめそうだが、実は偶然にも最強の組み合わせを発見してしまったのでご報告させていただきたい。これは多分、盲点。きっと、すき家の奥深さに改めて気づく人も多いはずだ!
○■「スパイシーキーマカレー丼」登場! 偶然発見した最強の組み合わせは……
冒頭で紹介した、すき家の新作カレーというのがこちら。「スパイシーキーマカレー丼」&「チーズスパイシーキーマカレー丼」だ。夏季限定の商品らしい。レタスがカレーを囲むようにして並べられており、どことなくタコライスを想起させるビジュアルだ。いずれにしても、夏に相応しいメニューに違いない。
タッチパネルメニューでさっそく注文したいのだが……さて、「スパイシーキーマカレー丼」に何かトッピングをつけるか、デフォルトでチーズがトッピングされた「チーズスパイシーキーマカレー丼」にするか。
トッピングするなら何がいいだろう。煮込みハンバーグはいきすぎだし、キムチもキャラが強すぎる気がする。かつぶしオクラや鬼おろしポン酢とかはまた路線が違う気がするし……。
……ん? 「Sukiシェイク アップルマンゴー」だと……? シェイク? すき家で? そういえば、抹茶のシェイクとかあった気がする。どうやらこのアップルマンゴーフレーバーは期間限定メニューで、「スパイシーキーマカレー丼」、または「チーズスパイシーキーマカレー丼」とセットで注文すると20円引きになると書かれている。トッピングという言葉の定義からはちょっと逸れるが、コスパもいいし、これにしてみるか。
はい、到着!
く~、ウマそう~!
シェイクもマジで来た!(そりゃそうだ)
温玉をそっと乗せて……
シズル感もアップ! さっそくいただきましょう。まずは温玉は温存し、キーマカレー丼をストレートで味わってみよう。いただきます!
……ウマ~~~い!! うわ~、いいね、スパイシーキーマカレー丼! “和”な感じのキーマカレーというか、濃厚なコクや甘みがベースになったキーマカレーっていう感じ。
ちょっとマニアックな話になるが、すき家は昨秋、それまで提供していた“本格スパイスカレー”を完全リニューアルし、老若男女に愛される“おうちカレー”路線へと舵を切った。では、今回のキーマカレー丼はどっち路線でくるんだろう、と思っていたのだが、このテイストはどちらかといえば後者。万人に愛される、日本人向けのキーマカレーだと言えそうだ。
いわゆる“おうちカレー”のとろとろ感や甘さを感じさせ、徐々に辛さが込み上げてくる。しかも野菜もゴロゴロ! 玉ねぎやナス、赤ピーマンといった夏野菜がふんだんに使われている。肉は鶏と豚の合い挽き肉に加え、大豆ミートも使用しているという。
さぁ、続いては温玉を崩して……パクッ。
グレートだぜ……!! ウマすぎる! ただでさえコク深いカレーなのに、さらに濃厚でまろやかな、贅沢感の溢れるリッチな味わいへと進化した。やっぱり温玉は偉大。本当にいい仕事をする。
さらなる刺激を求め、今度は「すき家の特製辛口ソース」をピックアップ。こいつをグイッとかけてみよう。これ、かなり辛いから、分量を間違えないように……
いただきます!
おお~……かっ、辛い……でもウマい! 一気に辛さが上昇し、本格スパイスカレーっぽい表情へと激変。……あっ、やばっ、辛っ。かけすぎたか? ちょっと水を…………。ん? いや違う、今こそ「Sukiシェイク アップルマンゴー」だ!
ウッマ~~~!! めちゃくちゃウマい! なめらかでミルキーなバニラに、甘酸っぱくてトロピカルなすりつぶしマンゴー果肉が絶妙にマッチ! カレーとの相性も抜群で、まるでラッシー的な相棒感である。スパイシーなキーマカレーのあとに飲むことで、シェイクの甘みと酸味、香りがさらに際立ち、シェイクを飲んだあとにカレーを食べることで、カレーのコクやスパイシーさがより一層強調される気がする。
この辛さと甘さのラリーはヤバい。中毒性抜群。すでに辛いのに、さらに辛口ソースをかけたくなる。今わかった。スパイシーキーマカレー丼との最強な組み合わせは間違いなく「Sukiシェイク アップルマンゴー」。特に辛口ソースで味変したあとは絶対にそうだ。これは盲点だった……。
ということで、ぜひこの最強コンビの威力をその胃袋で試してほしい。6月2日8時59分までの期間限定だが、一緒に注文することで20円お得になるので、コスパも抜群だ。ただし、一部店舗ではシェイクの取り扱いがないようなので、事前の確認もお忘れなく~!