パナソニックは6月2日、女性の健康的な生活習慣をサポートする体調ナビゲーションサービス「RizMo」(リズモ)を発表した。
月経リズムや衣服内温度変化、睡眠状態などを把握できるウェアラブルデバイスと、データ分析アルゴリズムを採用したiPhone用アプリを組み合わせ、直販サイト「Panasonic Store Plus」で7月7日に先行販売する(台数限定)。
女性特有の健康課題を技術(テクノロジー)で解決する「フェムテック」と呼ばれる取り組みを背景に開発されたサービス。生理周期や睡眠状態に関係した女性の不調をサポートするものとなる。
月経リズムと連動する衣服内温度および、睡眠状態を計測できるウェアラブルデバイス「リズムモニター」と、デバイスと連動しデータを分析するiPhone専用アプリを通じて、体調の予測や、自身に合った体調サポートアドバイスを受けられる。デバイスは片手でつまめる小型サイズで、ウエスト部に肌に触れる形で装着し、就寝。朝起きた後、衣服内温度や睡眠データをアプリにワンタッチで送信する。
心身の状態を日記のように手軽に確認できる機能も備えるほか、計測・記録したデータをもとに、自身の生理周期ごとのパーソナル体調レポートも自動生成でき、あとからデータを振り返って客観的に見直すこともできる。
料金は、初期契約料として5,500円、サービス月額利用料として月額500円。初期契約料には、リズムモニター1台および、契約月と1カ月間のサービス無料トライアルが含まれる。同社はこれらの施策を通て、女性の健康的な生活習慣づくりをサポートしていくとする。