ダンスグループ・アバンギャルディと、女優の長澤まさみが主演を務める映画『ドールハウス』(6月13日公開)のコラボダンス動画が公開された。

○アバンギャルディと長澤まさみによるクセになるダンス映像

『ドールハウス』は、亡き娘と似た人形に翻弄される家族の恐怖を描いたミステリー映画。


今回公開されたコラボ動画では、本作の謎めいた人形をめぐるスリリングな「ドールミステリー」の世界観を、ミステリアスな存在感でSNSを中心に話題を呼んでいるダンスグループ・アバンギャルディによるパフォーマンスで表現。主題歌である、ずっと真夜中でいいのに。の楽曲『形』にあわせてオリジナルのコレオグラフでコラボレーションに挑んだ。

どこかコミカルながらも、ゾクッとするようなキレのあるダンスは、不気味さと遊び心が絶妙に混ざり合い、まさに『ドールハウス』の世界を体現した唯一無比のパフォーマンスに仕上がっている。さらに、群舞の中心には「謎の人形・アヤちゃん」を抱えた長澤まさみの姿も。

今回のコラボで、そのパフォーマンを間近で観た長澤は「呼吸の合ったダンスに、踊っていない私もワクワクしてしまいました!」と興奮気味にコメント。さらに「どことなく、アヤちゃんとルックが似ている……ような……アヤちゃんの分身に見えてくるような……アヤちゃんも踊り出しそうな素敵なダンスでした」と絶賛。動画に映るアヤちゃんも、まるで心を躍らせているかのような表情を浮かべており、その違和感がまさにクセになる映像となっている。

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【編集部MEMO】
メガホンをとった矢口史靖監督は、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、コメディタッチの作風を身上としていたが、「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」という長年温めてきたアイデアを、本作で実現する運びとなった。ワールド・プレミアとなったポルト国際映画祭では5分間に及ぶスタンディングオベーションが起こり、最高賞である「Best Film Award」を受賞。香港国際映画祭や、ヨーロッパ最大の映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭でも絶賛され、20を超える国と地域での上映が決定している。
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