シャープは6月5日、生成AI技術を使った新サービス「クックトーク」に対応したウォーターオーブン「ヘルシオ」新製品を発表した。AX-LSX3CとAX-RS1Cの2製品で、6月19日に発売する。
価格はオープン。直販価格は「まかせて調理」対応のAX-LSX3Cが212,300円、非対応のAX-RS1Cが162,800円。
シャープの「ヘルシオ」は過熱水蒸気で食材を調理するウォーターオーブン。同社はスマートフォンやPCなどからレシピを閲覧できる「COCORO KITCHENレシピサービス」を提供しているが、今回新たに生成AI技術で音声対話できる「クックトーク」機能を同サービスに追加した。献立決めやレシピの調理手順といったヘルシオの使いこなし方を自然な会話でサポートするという。
スマートフォンなどから「COCORO KITCHENレシピサービス」を開き、「トーク」アイコンを押すと「クックトーク」が起動。テキスト入力または音声入力(マイクボタンの選択が必要)で画面のキャラクターに向かって問いかけると、自然な会話で回答され、調理中で手が離せないときでもハンズフリーで使えることがメリットだ。AX-LSX3CとAX-RS1CをCOCORO HOMEに登録すると6月5日現在は無料で利用できる。2024年度以前に発売された無線LAN搭載モデルも順次対応予定という。
本体には小型で扱いやすい「ヘルシオトレー」が付属しており、新モデルではヘルシオトレーを使った「ゆで卵」や「ブラウニー」といった専用メニューを拡充した。また、副菜やパスタなどをレンジで自動調理できる「らくチン1品」が冷凍食材に対応し、冷凍カット野菜などを手軽に調理できるようになっている。
料理を出来立てに近い状態へあたため直す「ヘルシオあたため(おいしさ復元)」、新たに「らくグリ!調理」に対応した保温機能「ほかほかキープ」なども引き続き搭載する(ほかほかキープ機能はAX-LSX3Cのみ搭載)。
いずれも定格消費電力(レンジ/オーブン/グリル)は1460/1410/1410W、レンジ定格出力は1000(最大3分)・600・500・200W相当。オーブン温度設定は最大300度まで。
AX-LSX3Cの本体サイズと重さは490×430×420mm、約23kg。掲載メニュー数は288メニュー。ワイド角皿2枚、ハーフ調理網2枚、ヘルシオトレー1枚、メニュー集などが付属する。
AX-RS1Cの本体サイズと重さは500×435×390mm、約22kg。掲載メニュー数は169メニュー。ワイド角皿2枚、調理網1枚、ヘルシオトレー1枚、メニュー集などが付属する。
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