女優の長澤まさみが主演を務める映画『ドールハウス』(6月13日公開)の新たなメイキング写真が公開となった。各界著名人の絶賛コメントも「ゾクゾク」到着している。


○中川翔子、齊藤京子、綾辻行人ら、各界著名人の絶賛コメントが「ゾクゾク」

『ドールハウス』は、亡き娘と似た人形に翻弄される家族の恐怖を描いたミステリー映画。「ドールミステリー」という新ジャンルを提唱している本作を一足先に鑑賞した各界著名人から絶賛コメントが寄せられている。

歌手、タレント、声優、俳優、イラストレーターなどさまざまな分野で活躍し、「しょこたん」の愛称で親しまれている中川翔子は「カワイイ恐怖が瞬きもなく観ている! 観ているのか、観られているのか! 恐怖心の五感が考えずに感じている!」と、しょこたんらしい表現で本作がもたらす未体験のスリルと没入感を絶賛。

日向坂46の元メンバーで現在は俳優、タレント、モデルとして幅広く活躍中の齊藤京子は、「人間が考えたとは思えない衝撃的な脚本で、終始圧倒されました。鑑賞後も、しばらく胸のざわつきが鎮まらないほどの怖さがありながら、それ以上に面白さが勝つ物語が見事に映像化された、最高の作品でした」と強烈なストーリーに心を揺さぶられたとコメントしている。

『十角館の殺人』でデビューし、新本格ミステリムーブメントの先駆者として知られる作家の綾辻行人氏は、「『いわくありげな古い人形』というお馴染みの題材に油断していると、その分、とても怖い目に遭うことになるでしょうから、ご用心を。決して奇を衒ったりはしない、真正面からの取り組みで丁寧に積み上げられたディテールが、物語の展開とともに活きてきて、定番的な恐怖シーンにもことごとく力が宿る。このありようは実に見事です」と、定番的な題材でありながらも、決して侮れない構成力と緻密な演出に、小説家ならではの視点で太鼓判を押す。

「M-1 グランプリ」で2年連続決勝に進出するなど実力派コンビとして高く評価されているお笑いコンビ・マユリカはコンビ揃ってコメントを寄せており、中谷は、自身の家に「さゆり」という名前の精巧なドールがいることを明かしつつ、「僕の場合、家に帰ったらホンマにドールおんねん! 矢口監督勘弁してくれや!!」とユーモアたっぷりに綴っており、相方の阪本は「日常に潜む恐怖から、魂との直接対決に巻き込まれていく疾走感がすごくて、部屋が真っ暗になってからのシーンは緊迫感がすごかったです」と、そのスリリングな展開の魅力を語っている。

陰陽師の祖父を持ち、自身も多くの寺院などで修行し、その的中率の高さで瞬く間に人気鑑定士としてTVなどでも活躍するその名もラスト陰陽師・占い師・YouTuberの橋本京明氏は、「人としての軸を大切にしないといけないという部分に感動しましたし、改めて考えさせられました。この先どうなるんだろう……と気になります。『ドールハウス 2』の制作を希望致します」と、ゾクゾク要素だけでなく、作品の持つメッセージ性にも注目している。


動画クリエイターでシュールで独創的なショートコメディ動画を投稿し、その独特なスタイルで人気を博しているYouTubeチャンネル「コウイチ TV」のコウイチ氏は「骨董市から人形を入手するなんて何も起こらないはずがない。みんなもきっとそう思うはずだ。そんな冒頭に俺はすっかり心を掴まれたよ」と冒頭からすっかり引き込まれたとコメントを寄せた。

その他にもタレントの真奈、マルチタレントの佐伯ポインティ、イラストレーターのあにゃ、映像作家・ストップモーションアニメーターの見里朝希私、テレビ東京プロデューサーの大森時生氏といった、性別、肩書問わず各界の著名人からも絶賛の声が「ゾクゾク」と届いている。
○長澤まさみらを捉えたメイキング写真も解禁

また、長澤まさみらキャストの真剣な眼差しが印象的なメイキング写真も解禁となった。解禁されたカットには、真剣な眼差しで撮影に臨む主演の長澤と矢口史靖監督の姿や、瀬戸康史、田中哲司らの撮影中の様子も収められており、さらには、これまでのロングヘアのビジュアルとは異なる髪型の「謎の人形・アヤちゃん」の姿も。そのわずかな変化からも、不気味な気配が滲み出ている点にも注目していただきたい。
○謎の人形・アヤちゃんとのスペシャルコラボも実現

さらに、謎の人形・アヤちゃんとスペシャルなコラボレーションも実現。世界中のゲーム実況者から人気を集める『Poppy Playtime(ポピープレイタイム)』とのコラボビジュアルが解禁された。ゲームに登場するハギーワギーら個性豊かなキャラクターたちがアヤちゃんを取り囲む、インパクト抜群のビジュアルとなっている。

そして、『PUI PUI モルカー』を手がけた見里朝希氏が、YouTubeでの累計再生回数1,700万回越え、国内外の映画祭で35もの賞を受賞している人気短編アニメ『マイリトルゴート』とのコラボビジュアルも解禁となった。2018年以来、7年ぶりに『マイリトルゴート』の「ドールハウス」が組み立てられ、見里氏自らが撮りおろした、ダークだけど「ゾクゾク」する世界観が融合した、唯一無比の仕上がりとなっている。


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【編集部MEMO】
メガホンをとった矢口史靖監督は、『ウォーターボーイズ』や『スウィングガールズ』など、コメディタッチの作風を身上としていたが、「いつかオリジナル脚本でミステリーを撮りたい」という長年温めてきたアイデアを、本作で実現する運びとなった。ワールド・プレミアとなったポルト国際映画祭では5分間に及ぶスタンディングオベーションが起こり、最高賞である「Best Film Award」を受賞。香港国際映画祭や、ヨーロッパ最大の映画祭であるウディネ・ファーイースト映画祭でも絶賛され、20を超える国と地域での上映が決定している。
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