いえらぶGROUPは6月4日、不動産会社・エンドユーザーを対象とした「生成AIに関するアンケート調査」の結果を発表した。5月12日~23日にインターネットで実施し、222件の回答を得た。


生成AIを業務で利用している割合は41.4%だった。どのような業務に利用しているか尋ねると、最も多かったのは「難しい文章の見直し・構成」(46.5%)で、「社員教育やOJTの補助」(41.5%)、「資料作成のテンプレート活用」(40.1%)と続いた。

生成AIを活用することで感じたメリットとして、最も多い回答は「単純作業や準備の時間が減った」(41.5%)だった。課題については、33.1%が「特に課題は感じていない」と回答したが、25.4%は「表現が不自然で、そのままでは使いづらい」と答えている。

活用している生成AIツールは、「ChatGPT(OpenAI)」(71.1%)が最も多く、「Gemini(Google)」(23.9%)、「Copilot(Microsoft)」(11.3%)と続いた。

今後、生成AIを業務で利用したいかという問いに対して、「利用したい」は71.6%、「利用したくない」は28.4%だった。

生成AIをまだ利用していない理由は、「どのように使えばよいか分からない」(60.0%)が圧倒的に多く、「導入・活用できる人材がいない」(23.8%)という回答が続いた。
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