WOWOWは、7月20日に『生中継!エキサイトマッチSP「パッキャオvsバリオス」「フンドラvsチュー」』(9:00~WOWOWライブ/WOWOWオンデマンド)を放送&配信する。

開局以来、世界のボクシングを解説・実況陣とともに紹介し続けているWOWOWの『エキサイトマッチ~世界プロボクシング』。
今回はボクシング史上2人目となるメジャー世界タイトル6階級制覇を達成したフィリピンの国民的英雄、マニー・パッキャオが、46歳で現役復帰を果たしてWBC世界ウェルター級タイトルマッチに挑む一戦を生中継する。

パッキャオがリングに立つのは、2021年8月のWBA世界ウェルター級王座戦以来、約4年ぶり。長きにわたるキャリアを誇る伝説のボクサーが、再び世界の頂点を目指す。迎え撃つのは、これが3度目のWBC王座防衛戦となる王者マリオ・バリオス。バリオスは持ち前のフィジカルと粘り強い戦いぶりで王座を守り続けてきた。対するパッキャオは、圧倒的なスピードと経験を武器に、再び栄光を掴むことができるのか。もし勝利すれば、自身の持つ史上最年長でのウェルター級王者の記録を更新することになる。まさに注目の一戦だ。
○セミファイナルではセバスチャン・フンドラvsティム・チュー

さらに、同日のセミファイナルでは、セバスチャン・フンドラとティム・チューによるWBC世界スーパーウェルター級タイトルマッチを開催。昨年3月に大流血の激闘を繰り広げた因縁の2人が、再び拳を交える。フンドラは長身を活かした距離の取り方と連打で相手を圧倒するスタイル。一方のチューは、強烈なカウンターとインファイトで勝機を狙う。
前回の対戦では壮絶な展開となったが、今回はどのようなドラマが生まれるのか。激戦必至のタイトルマッチに期待が高まる。

【編集部MEMO】

マニー・パッキャオは、1978年12月17日生まれ。46歳。フィリピン・ブキドノン州キバウェ出身。2021年6月に初めて世界王座を獲得したIBF世界スーパーバンダム級王者を皮切りに、WBC世界フライ級王者、WBC世界スーパーフェザー級王者、WBC世界ライト級王者、WBA・WBO世界ウェルター級スーパー王者、WBC世界スーパーウェルター級王者と6階級を制覇した名ボクサー。特にオスカー・デ・ラ・ホーヤ、フロイド・メイウェザー・ジュニアとの対決は重量級以上に注目を集めた。2度の現役引退を経て、今回は2021年8月のヨルデニス・ウガス戦以来、4年ぶりのリング(エキシビションは除く)となる。
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