伊藤園が応援購入サイト「Makuake」で6月6日に販売を開始したマグ型「一人用むぎ炊飯器」が注目を集めている。開始5日目となる6月11日時点で、応援購入総額は12,118,030円を達成。
製品を購入したサポーターは1,292名となっている(6月11日13時時点)。

「一人用むぎ炊飯器」は、麦を美味しく炊けるコンパクトなマグ型炊飯器。麦をお米に混ぜる形ではなく、麦のみを炊くことに特化しており、麦と水を入れ炊飯を開始すると約20分で炊き上がる手軽さもポイントだ。Makuakeでは複数の麦をブレンドし、味や食感を豊かに仕上げた独自のオリジナルブレンドスティックも販売している。

専用の台座を組み合わせた幅は約15cmと机上に置けるサイズで、本体のみの重さは約320g。炊飯モードは「BASIC」(通常の炊飯)、「SLOW」(もちもち炊飯)、「QUICK」(雑炊やスープの加熱)、「KEEP」(60度。炊飯後の再加熱、保温)、「100℃」(お湯の温め、煮込み)の5つ。モードは台座のダイヤルで設定する。

製品の開発は、ユニークな独自家電を開発するサンコーが手掛ける。開発時には温度調整や吹きこぼれなどの課題に対処しつつ製品テストを繰り返し、4機目で今回の「MUGIMUG」が誕生した。麦を中高温で炊き上げることで、水分を保ちながら粒立ちよく、弾力もある仕上がりになるという。

伊藤園はこれまでむぎ茶製造で培った焙煎技術を活かし、麦を「飲む」から「食べる」へつなぐ食生活の提案をしてきた。
同社はこれまでもオートミールを使用したお茶漬けやスープカレーセットの販売を行ってきており、今回は第3弾として麦を美味しく食べるための「一人用むぎ炊飯器」の販売に至ったとしている。
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