ビズヒッツは6月10日、「年収アップのためにやっていることに関する意識調査」の結果を発表した。調査は4月7日~21日、20代~50代以上の社会人505人(女性270人/男性235人)を対象にインターネットで行われた。
「年収アップのためにやっていること」を聞いたところ、1位は「副業に取り組む」(40.2%)で全体の4割を占めた。「深夜清掃の副業」や「夜や休日に、自分の得意なExcelや資料作成の副業案件を受ける」など、副業は、収入を増やすうえで即効性のある方法と言えそう。またスキルを活かして副業することで、より効率的に稼げる可能性も。
続く2位は「資格を取得する」(33.1%)。「昇進に必要な資格の取得」「社労士の資格を取得し、資格手当をもらう・昇格する」など、収入アップを目指して資格を取得したり、資格取得の勉強をしたりしている人も多いよう。また、「資格を取ったら転職する」という人も見受けられ、資格取得が転職準備になっているケースもあることがわかった。
3位には「スキルアップを目指す」(19.2%)がランクイン。具体的には、「プログラミングのスキルを習得するべく、毎日勉強しています。ゴールは『クラウドソーシングでプログラミングの仕事を継続的に受注すること』です」「マーケティングスキルを磨くために勉強中」など、「本業の効率化」や「副業開始や転職に向けた準備」として、スキルアップに取り組んでいる人も多いよう。中でも、「IT系」「語学系」を学んでいる人が目立ち、そのために独学の人もいれば、数十万円の費用を払ってオンライン講座を受けている人も見受けられた。
以下、4位「転職する」(8.3%)、5位「投資にお金を回す」(5.7%)、6位「実績をアピールする」(4.8%)、7位「ポイ活をする」(3.8%)となった。
こうした年収アップを目指す行動により、実際に年収が上がったのかを教えてもらったところ、59.2%が「かなり上がった」(7.7%)、あるいは「少し上がった」(51.5%)と回答。
しかし一方で、「少し上がった」(51.5%)、「まだ上がっていない」(40.2%)と感じている人も多く、大幅な年収アップには継続的かつ段階的な取り組みが必要であるという現実も浮き彫りとなった。











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