どんな質問にも答えてくれるAIチャットボットは、便利なので手放せないという人も多いだろう。一部では、業務や勉強などのタスクだけでなく、日常生活において手放せないという状況も生まれつつある。
われわれの心理に与える影響に、警笛を鳴らす向きもある。
ユーザーの関心を惹きつけるためのAI

「ChatGPT」などのAIチャットボットが急速に浸透し、身近な存在になりつつある。最初は勉強は仕事に使っていたのが、Google検索代わりに使うようになり、画像生成など遊び目的でも使うようになった。

大した用事もないのにチャットボットを使うという行動は何かを思い出させる--SNS(ソーシャルネットワーク)だ。実際、2024年11月に発表された研究論文では、ユーザーの関心を惹きつけるために設計されたAIが時として危険なアドバイスを提供する可能性がある、と警告している。ユーザーの関心を惹くSNSと同じ狙いだ。

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