SUUMOを運営するリクルートは6月11日、「購入者が選ぶSUUMO AWARD 2025」を発表した。
○分譲マンションデベロッパー・販売会社の部(首都圏)

首都圏におけるマンション購入後の満足度及びブランドに関する調査は、2024年9月5日~11月5日、首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県、茨城県)で2021年以降に新築マンションを購入した7,350名を対象に、Web調査と郵送調査を併用する方法で行われた。


首都圏の分譲マンションデベロッパー・販売会社の部における総合評価として、最優秀賞には野村不動産が選出された。優秀賞には、三菱地所レジデンス、三井不動産レジデンシャル、積水ハウス、積水化学工業が選ばれた。

また、各部門ごとの最優秀賞および優秀賞も併せて発表されている。たとえば「品質と価格のバランス部門」では、FJネクストホールディングス/FJネクストが最優秀賞を受賞し、ゴールドクレスト、阪急阪神不動産、京浜急行電鉄、大和ハウス工業、三菱地所レジデンスが優秀賞を受賞した。

さらに、「グリーン部門」では大和ハウス工業が最優秀賞、「省エネ部門」では積水ハウス、「住み続けられる住まい部門」では野村不動産が最優秀賞に選ばれている。
○分譲マンションデベロッパー・販売会社の部(関西)

関西におけるマンション購入後の満足度及びブランドに関する調査は、2024年9月5日~11月5日、関西圏(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県、奈良県)で2021年以降に新築マンションを購入した3,748名を対象に、Web調査と郵送調査を併用する方法で行われた。

関西エリアの分譲マンションデベロッパー・販売会社の部における総合評価で、最優秀賞には野村不動産が選出された。優秀賞には、阪急阪神不動産、東京建物、大阪ガス都市開発、東急不動産が選ばれている。

また、「品質と価格のバランス部門」では大和地所レジデンスが最優秀賞を受賞した。同部門では、NTT都市開発、ヤマイチ・ユニハイムエステート、ホームズ、野村不動産が優秀賞として選ばれている。「グリーン部門」では東急不動産が最優秀賞を受賞し、大和地所レジデンス、阪急阪神不動産、住友商事、関電不動産開発が優秀賞に選ばれた。
○分譲マンション管理会社の部(関西)

関西におけるマンションの管理やコミュニティについてのアンケート調査は、2025年2月6日~3月12日、関西(大阪府、京都府、兵庫県、滋賀県、和歌山県、奈良県)で2000年以降に新築マンションを購入し、2004年~2023年に入居・現在も同じマンションに住んでいる9,765名を対象に、Web調査と郵送調査を併用する方法で行われた。


最優秀賞には、住友不動産建物サービスが選ばれた。優秀賞には東急コミュニティーおよび野村不動産パートナーズが選出された。

また、部門別の評価では、「修繕対応部門」において三井不動産レジデンシャルサービス関西が最優秀賞を受賞し、同部門の優秀賞にはサンコーホームズコミュニティおよび三菱地所コミュニティが選ばれた。「スタッフホスピタリティ部門」では住友不動産建物サービスが最優秀賞となり、大和ライフネクストと東急コミュニティーが優秀賞を受賞した。
○「購入者が選ぶSUUMO AWARD」とは

同アワードは、首都圏(東京都・神奈川県・埼玉県・千葉県・茨城県)、および関西圏(大阪府・京都府・兵庫県・滋賀県・和歌山県・奈良県)で新築マンションを購入した人々を対象に、マンションデベロッパー・販売会社や管理会社に対する調査を行い、品質や価格、取り組み内容など、さまざまな観点での満足度について尋ねたものを集計したものである。本調査は2006年より継続的に実施しており、各企業には購入者評価のフィードバックを個別に行ってきた。2018年からは、特に評価の高い企業やその取り組みを広く公表することで、業界全体のサービス向上や業務改善、持続可能な社会の実現の一助となることを目的に「SUUMO AWARD」としての表彰を開始している。

SUUMO AWARD 2025の発表に伴い、6月11日、授賞式が開催された。各部門で受賞した企業39社が出席し、ゲストプレゼンターとしてタレントの青木裕子氏が登壇。各企業に対し、トロフィーが贈呈された。総合評価で最優秀賞を受賞した野村不動産と、受賞部門数が過去最多となった大阪ガス都市開発は、取り組みの詳細やプロセス、今後の展望などについての発表を行った。
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