ボーネルンドは6月10日、「子どものあそび」に関する調査結果を発表した。調査は6月上旬、1~4歳の子どもを長子に持つ21歳~45歳の母親216名を対象に、インターネットで行われた。
まず、「子どもの成長にとって“遊ぶこと”は重要だと思いますか?」と尋ねたところ、88.9%が「とても重要」(61.6%)あるいは「まあまあ重要」(27.3%)と回答。子どもの「あそび」の重要性に対する意識は非常に高いよう。
一方、「子どもを遊ばせる際に困っていることは何ですか?」と聞くと、約9割(88.9%)に何かしらの困りごとがあり、2012年調査(69.2%)より20ポイント近く増加していることが明らかに。具体的には、「同年齢の子どもたちと遊ばせる機会がない」(31.9%)、「子どもにどんなあそびをさせてあげればよいのかわからない」(31.0%)が3割超と、2012年と傾向に大きな変化がない中、「安心して子どもを遊ばせる場所がない」(25.5%)は減少(2012年30.5%)傾向となった。
続いて、子どものあそびに関する情報源を尋ねたところ、1位「インターネット」(92.6%)、2位「SNS」(88.9%)、3位「親や親族」(85.7%)が上位となったが、さまざまなルートから積極的に情報を獲得しようとする人も多く、72.6%が情報の入手先として複数選択した。
また、情報の有用度(「『とても』『まあまあ』役に立った」の回答の合計)も1位「インターネット」(61.6%)、2位「SNS」(57.9%)、3位「親や親族」(53.2%)と情報の入手先と同じ順に。2012年の回答が「インターネット」「地域の子育て中の母親から」「子育て支援センター」の順だったことと比べると、地域からの情報よりもインターネットやSNSの情報を役立てているよう。SNSの中でも、特に「Instagram」(76.8%)や「YouTube」(50.4%)から情報を得ている人が多かった。
次に、子どもとよく遊んでいるあそびを教えてもらったところ、1位「公園遊び(遊具)」(52.8%)、2位「絵本を読む」(49.5%)、3位「積み木・ブロック」(45.8%)という結果に。一方で、子どもが一番好きな(喜ぶ)あそびとしては「公園遊び」(24.5%)が1位に。続く2位は「ミニカー・電車のおもちゃ」(11.1%)、3位は「おままごと」(8.8%)となった。