富士フイルムが、Xマウント採用のAPS-Cミラーレスカメラ「FUJIFILM X-E5」を発表した。カメラ軍艦部はアルミ削り出しで加工し、天面に窓付きのフィルムシミュレーションダイヤルを搭載するなど、デザインや質感を重視した。
EVFに表示される情報をフィルムカメラのようにした表示モード「クラシック」を新たに搭載するなど、フィルムカメラに魅力を感じる若年層に訴求する。

価格はオープン。新開発の単焦点レンズ「XF23mmF2.8 R WR」とのキットモデルも用意する。発売は8月。

クラシック感のあるレンジファインダースタイルを採用した中級機。アルミの削り出しのカメラ軍艦部やダイヤル類により、カメラを手にした時の金属の質感と高い剛性感、心地よさを感じられるようにした。天面左側には、窓付きのフィルムシミュレーションダイヤルを新たに搭載し、選択中のフィルムシミュレーションがダイレクトに確認できる。

撮影時もクラシックな印象を高める工夫も凝らした。EVFに表示される情報を絞り、色も工夫するなどしてフィルムカメラのようにした表示モード「クラシック」を搭載したのが注目できる。

基本性能も高めた。約4020万画素の裏面照射型X-Trans CMOS 5 HRセンサーとX-Processor 5を搭載するほか、5軸・最大中央7.0段/周辺6.0段のボディ内手ブレ補正機構も搭載する。
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