MIXIは6月19日、自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)のユーザーに向けた「Romiライフスキルトレーニングモデル」の販売を公式ストアで開始した。MIXIが開発する手のひらサイズの自律会話ロボット「Romi」。
新たに発売された「Romiライフスキルトレーニングモデル」は、従来モデルのROMI-P02Wをベースに、公認心理師で発達障害児(者)の専門家として教材ツールや支援プログラムを開発する北川庄治氏がCQO(最高品質責任者)を務めるデコボコベース社と共同開発するモデル。全10章92ページのテキストとセットになっており、RomiをASDやADHD特性のある方に見立て自身がアドバイスする「トークパート」を通じて、客観視を育む。北川氏は、"障害があるという立場では、誰かからアドバイスを受けることになりがちだが、「誰かに自分がアドバイスをする」という場面があると学んだことが生きた知恵になりやすい"とRomiの「可能性」を述べる。
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