リースは6月19日、「フリーランスの信用度に関する意識調査」の結果を発表した。同調査は4月11日~16日、ランサーズに登録する受注者454人、発注者58人を対象に、インターネットで実施した。


フリーランスは、不動産やクレジットカードなどの審査で不利だと感じることはあるか尋ねたところ、64.3%が「非常にそう思う」「そう思う」と回答した。

業務で培った信用を不動産やクレジットカードの信用評価に反映してほしいかという問いに対しては、76.3%が「非常にそう思う」「そう思う」と答えている。特に受注実績が多い層ほど、業務実績を信用評価に反映してほしいという強い期待を持つ傾向にあった。

発注者に、過去に発注したフリーランスの満足度を聞くと、95.4%が「満足」と回答した。フリーランスを選定する際には、「提案内容にプラスアルファの要素があること」や「過去の実績」などを特に重視していることもわかった。

フリーランス向けの調査でも、70.7%が「信用されている」と実感している。特に「コミュニケーション」に関する要素が、双方の満足度向上につながっていることが伺える結果となった。

発注者に、どのようなフリーランサーに継続して発注したいと思うか尋ねたところ、最も多かったのは「コミュニケーションのスムーズさ」(29.2%)で、「納期」(10.8%)や「価格の適正」(15.0%)を上回った。

発注者が「フリーランスとのやりとりで重視するコミュニケーション要素」を問う質問で最も回答が多かったのは、「レスポンスの速さ」(28.8%)で、「変更・修正等への柔軟な対応」(25.2%)、「丁寧な対応」(24.3%)が続いた。
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