8月22日からWOWOWで放送・配信スタートする『連続ドラマW-30「塀の中の美容室」』(毎週金曜 23:00~全7話 WOWOWプライム/WOWOWオンデマンド)の出演者が発表され、木梨憲武が出演することになった。
本作は、実在する女子刑務所内の美容室をモデルに描かれた桜井美奈氏による同名小説(双葉文庫)が原作。
物語の中で葉留は、受刑者でありながらも他者の言葉に真摯に耳を傾け、丁寧にハサミを握る。その穏やかでまっすぐなまなざしは、訪れる人々の心の奥を静かに照らし出していく。
本作の主演・奈緒、先日発表された夏帆、成海璃子、光石研、小林聡美に続き、今回新たにキャスト陣が発表された。新聞記者・芦原志穂役には祷キララ、髪を切る決断をしたヘアモデル・一井彩には中島セナ。さらに、葉留の姉・奈津(夏帆)の恋人・津田翔太役に上川周作、葉留の元恋人・波沼弘樹役には中島歩が名を連ねる。また、彩の母・一井典子を西田尚美が演じ、母娘の複雑な関係をしなやかに体現。美容師免許取得を目指す訓練生・佐藤望役には長井短、葉留の向かいの独房にいる受刑者・二村役に広岡由里子、公民館の世話役・曽根役には伊勢志摩が出演している。さらに、葉留の母・小松原亜希を朝加真由美、美容室の常連・鈴木公子を由紀さおりが務める。
注目すべきは、奈緒とドラマ『春になったら』(フジテレビ系)以来、約1年半ぶりの共演となる木梨憲武の参加。多彩なキャスト陣が揃い、物語にさらなる深みを与える布陣が整った。
公開された最新映像では、やさしさと静かな緊張感が同居する刑務所の日常が、葉留の視点を通して映し出される。
【編集部MEMO】
桜井美奈は、1974年生まれ。新潟県在住の小説家。2013年に『きじかくしの庭』で第19回電撃小説大賞(大賞)を受賞してデビュー。2021年に刊行した『殺した夫が帰ってきました』が大ヒットを記録して話題に。ほか、『落第教師 和久井祥子の卒業試験』、『嘘が見える僕は、素直な君に恋をした』、『私が先生を殺した』、『私、死体と結婚します』、『復讐の準備が整いました』などがある。