横山裕、「気持ち悪いよ!」が嬉しかったワケ　撮影で“万引き疑惑”ハプニングも

SUPER EIGHTの横山裕が26日、都内で開催されたAmazon Originalドラマ『私の夫と結婚して』(Prime Videoで6月27日より配信開始)の日韓コラボイベントに登壇した。
○アン・ギルホ監督が「友也、気持ち悪いよ!」と絶賛

同作は、NAVERの人気ウェブ小説が原作。韓国で実写化された話題作の日本オリジナル版が、日韓共同プロジェクトとして制作された。小芝風花と佐藤健がW主演を務め、イベントには横山のほか、共演の白石聖、田畑智子、黒崎レイナ、Travis Japan・七五三掛龍也らが登壇し、韓国からは小芝と佐藤も出席。上映会の後、作品の見どころや撮影秘話を語った。

同作は、親友と夫に裏切られ命を落とした主人公・美紗(小芝)が10年前にタイムリープし、復讐を計画するサスペンスラブストーリー。美紗が再び歩む人生で出会う、かつては関わりのなかった部長・鈴木亘(佐藤健)との交流が、新たな展開をもたらす。

美紗を裏切る夫・平野友也を演じる横山は、演技の難しさについて、「僕の日常にはいない“友也像”をどう表現するか、すごく悩んだ時期がありました」と吐露。「でも現場では監督が『いいよ行け行け!』と背中を押してくれて、それを信じて4カ月間を全うできたと思っています」とアン・ギルホ監督への感謝を述べた。

また、台本を何度も読み込んで役作りに臨んだといい、「OKテイクのときに監督から『友也、気持ち悪いよ!』って言われて(笑)。でも、それが嬉しかったですね」と苦笑いを交えながらも、手応えを感じた様子。横山は「言葉の壁を越えた感情のやりとりで監督と通じ合えた4カ月間だった」と振り返った。

そんな横山が「役者人生で一生忘れない」と語ったのが、撮影中に起きた“万引き疑惑”ハプニング。「試着のシーンがあって、お店の衣装を借りたまま車に戻ろうとしたら、突然『ピピピッ!』ってブザーが鳴って。すぐに店員さんが飛んできて、僕の首をガッとつかんで『ダメです!』って(笑)」と回顧。慌てて横山は「出演者です!」と説明したものの、ショックは大きかったようで、「ホンマに万引きしたらこうなるんやって思いました。全然そんなつもりなかったんですけど。皆さんに会えてよかった」と笑顔を見せた。

イベントの最後に、「出演者はもちろん、スタッフさんも命をかけて作った作品です」とアピールした横山。「監督は電車が通るかどうかまでこだわっていた」と明かし、「日本オリジナルの結末も用意されていますので、ぜひ最後まで楽しんでください」と呼びかけていた。