映画『ジュラシック・ワールド/復活の大地』(8月8日公開)の吹き替え声優を松本若菜、岩田剛典、吉川愛、楠大典、小野大輔、高山みなみ、大西健晴 玉木雅士、三上哲、水瀬いのり、小林千晃が務めることが27日、発表された。
1993年、巨匠スティーヴン・スピルバーグによって誕生した『ジュラシック・パーク』。
初の女性主人公で、秘密工作の専門家ゾーラ・ベネット役を演じるのは、アクション界の女王スカーレット・ヨハンソン。また、アカデミー賞を2度受賞の名優マハーシャラ・アリと、大ヒット作『ウィキッド ふたりの魔女』のジョナサン・ベイリーも参戦。メガホンをとるのはギャレス・エドワーズ。また脚本家デヴィッド・コープが、28年ぶりにシリーズへのカムバックを果たす。製作総指揮として彼らを束ねるのは、もちろん巨匠スティーヴン・スピルバーグ。伝説のシリーズの新たなスタートに相応しい豪華なキャスト・スタッフ陣が集結した。
○松本若菜と岩田剛典は映画吹き替え初挑戦 吉川愛は実写吹き替え初挑戦
スカーレット・ヨハンソン演じる元特殊工作員 ゾーラ・ベネット役の吹き替えに松本若菜が決定。映画、ドラマと数々の話題作に出演してきた松本だが、映画の吹き替えを担当するのは今回が初。
そしてジョナサン・ベイリーが演じるヘンリー・ルーミス博士役の吹き替えに、同じく映画の吹き替えは初挑戦となる岩田剛典(三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBE)が決定。人類を救う恐竜のDNAを確保すべく、ゾーラとともに危険なミッンに挑む恐竜オタクの古生物学者を演じる。
さらに、ルナ・ブレイズ演じるテレサ・デルガド役の吹き替えには吉川愛が決定。今までアニメーション作品では何度か声優として出演経験のある吉川だが、実写映画の吹き替えは今回が初となる。海上で遭難し、ゾーラやルーミス博士とともに島での行動を共にすることとなるデルガド一家。家族の中でも勇気をもって果敢に危険へと立ち向かっていく長女・テレサを吉川が演じる。
今回初めて声優に挑戦する松本は、「『ジュラシック』シリーズは、知らない世代はいないのでは?というくらい有名なシリーズだと思います。その人気シリーズの声優、しかも主演、そしてシリーズ初めての女性主人公の声を担当することになり興奮しました。わたしがシリーズを初めて観たのは学生の時ですが、図鑑などでしか見ていなかった恐竜がリアルに動いていることに驚き、ワクワクしたのを覚えています」と抜擢された喜びを語り、初挑戦の声の演技について「普段は身体も声も使って演じますが、今回はスカーレット・ヨハンソンさんが演じている気持ちを読み取りつつ、でも彼女にあまり引っ張られ過ぎないよう演じました」と明かした。
岩田は「『ジュラシック』シリーズが大好きで物心つく頃からずっと見てきた作品でしたので、とても光栄でした。ルーミス博士は恐竜オタクで好奇心の塊、天然なキャラクターでもありますが、知的なジョークを交えながらクルーを和ませるような役割でもあって、演じていて楽しかったです」と振り返り、初めての吹替を演じたなかで「自分自身劇場でどんなアフレコが完成したか、確認しに行きたいと思います」と語った。
吉川はオファーを受けた時の心境と自身の演じた役柄について「誰もが知っているこの大作に携わることができると思ったときは、とてもワクワクしました。テレサは今どきのクールな女の子ですが、家族思いで家族を思って恐竜に立ち向かう姿がとても魅力的です」と語る一方、もし今後「ジュラシック」シリーズに”出演”できるとしたら?という質問に対しては「恐竜に食べられてみたいです。そんなことなかなかないので(笑)」と語り場を和ませた。
○楠大典、小野大輔、高山みなみら実力派声優陣も参戦
ゾーラが最も信頼する傭兵、ダンカン役(マハーシャラ・アリ)に楠大典、大手製薬会社の代表、マーティン・クレブス役(ルパート・フレンド)に小野大輔、ダンカンらとともに危険な島へ向かうクルーのニーナ役(フィリッピーヌ・ヴェルジュ)に高山みなみ、同じく頼れるクルーのルクレール役(ベシル・シルヴァン)に大西健晴、そしてもう一人のクルー、ボビー・アトウォーター役(エド・スクライン)の声を玉木雅士が演じる。
また、海上で遭難しゾーラらと行動をともにするルーベン・デルガド役(マヌエル・ガルシア=ルルフォ)に三上哲、デルガド家の末娘で好奇心旺盛なイザベラ役(オードリナ・ミランダ)に水瀬いのり、テレサの恋人、ザビエル・ドブス役(デヴィッド・ヤーコノ)に小林千晃と、人気、実力を兼ね備えた声優陣が決定した。高山を除く声優陣は「ジュラシック」シリーズ初参戦となる。
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