リクルートは6月26日、「SUUMO住みたい街ランキング2025 福岡県版/福岡市版」の結果を発表した。調査は2月14日~4月2日、福岡県在住の20歳~49歳の男女1,000名を対象に、WEBアンケート形式にて行われた。


福岡県の住みたい街(駅)ランキングでは、2020年より3回連続で「博多駅」がダントツの1位を獲得。以下、2位「薬院駅」、3位「小倉駅」、4位「西鉄福岡駅」、5位「香椎駅」、6位「西新駅」、7位「大濠公園駅」、8位「大橋駅」、9位「千早駅」、10位「吉塚駅」と続いた。

10位の「吉塚駅」は、2年連続で順位を上げ、今回初のトップ10入りに。博多駅からわずか1駅という高い利便性を持ちながら、福岡市内で供給されるマンションとしては価格に割安感があることから、コストパフォーマンスやタイムパフォーマンスを重視する子育て世代を中心に人気が高まっている。また、駅前には「サニー」、「ブランチ博多パピヨンガーデン」には「ハローデイ」といった庶民派のスーパーもあり、日常的に利用できる環境が整っていることで「物価が安い」と感じる人も多いよう。

福岡県の住みたい自治体ランキングでは、2023年より2回連続で「福岡市博多区」が1位に輝いた。以下、2位「福岡市中央区」、3位「福岡市東区」、4位「福岡市南区」、5位「北九州市小倉北区」、6位「福岡市早良区」、7位「福岡市西区」、8位「福岡市城南区」と続き、1位~8位までが前回と同じ結果となり、9位は「久留米市」、10位には「北九州市八幡西区」がランクインした。

注目エリアは、2023年調査で11位だった「久留米市」。得点を37ポイントアップし、今回は9位にランクインしている。西鉄久留米駅やJR久留米駅を中心とした都市機能を享受しつつ、豊かな自然と地域文化を楽しめるエリアで、「耳納スカイライン」「道の駅くるめ」「観光ぶどう園」「田主丸の巨峰畑」「久留米森林つつじ公園」「高良神社」など、自然と地元のおいしいものをめぐるレジャーも豊富。都市部には大型ショッピングセンター「ゆめタウン久留米」があり、ファッション、雑貨、食、映画などの都市的な楽しみも充実したエリアとなっている。
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