芳根京子と髙橋海人(King & Prince)が初めて共演した映画『君の顔では泣けない』が、11月14日から公開されることが決定し、あわせて特報映像とティザービジュアルが解禁となった。
原作は、君嶋彼方氏による同名小説。
主人公・坂平陸を演じるのは芳根京子。不器用ながらも誠実に生きようとする陸の姿を、繊細かつ力強く体現している。水村まなみ役の髙橋海人は、心の奥にある"まなみ"としての感情を隠しながら、表向きは"陸"として振る舞う難役に挑んだ。俳優としての表現力を発揮し、柔らかな感情の起伏を丁寧に演じている。監督は『決戦は日曜日』の坂下雄一郎。リアルとファンタジーの境界を丁寧に描きながら、入れ替わったまま大人になっていくふたりの時間を、切なく瑞々しい映像で綴った。
公開された特報映像では、入れ替わった陸とまなみが、それぞれの人生を歩んでいく様子が印象的に描かれる。
また、高校時代のふたりを演じる若手キャストも明らかになった。若き日の陸役には、東宝シンデレラオーディションで審査員特別賞を受賞した西川愛莉。まなみ役には、EBiDAN NEXT NAGOYAのメンバーで、ドラマ初出演を果たした武市尚士を抜擢。ふたりとも本作が映画初出演となる。
【編集部MEMO】
君嶋彼方は、1989年11月8日生まれ。35歳。東京都出身。2021年に「水平線は回転する」で第12回小説 野性時代 新人賞を受賞。同作を改題した『君の顔では泣けない』で小説家デビューを果たす。