俳優の鈴木亮平が主演を務める、劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』(8月1日公開)の公開を記念してノーカット版が放送されることが明らかになった。また、東宝YouTubeチャンネルでは、期間限定で幕間映像も公開されている。
2021年に、TBS日曜劇場枠で放送されたドラマ『TOKYO MER~走る緊急救命室~』。最新の医療機器とオペ室を搭載した大型車両(ERカー)で事故や災害の現場にいち早く駆け付け、「1人も死者を出さない」という使命のもと、自らの危険を顧みず患者のために戦う医療チーム・TOKYO MERの活躍を描いた作品。2023年4月に公開された劇場版一作目では、横浜のシンボル・ランドマークタワーを舞台として、爆発事故により193名が閉じ込められるという大災害に立ち向かう姿が描かれた。
この度、劇場版二作目となる『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』の公開を記念して、その第一作目のノーカット版放送が決定した。放送日時は7月31日の20時で、放送中、この日しか見られない「限定映像」がオンエアされることも決まっている。限定映像は、『南海ミッション』の本編素材をふんだんに使用し、3分に及ぶ豪華バージョンであるとのことで、今後も配信などの予定はない。
また、劇場限定で上映中されている幕間映像が、8月1日までの期間限定で、東宝YouTubeチャンネルにて配信されている。こちらは、『南海ミッション』完成までの軌跡や、スペシャルインタビューとして主演の鈴木亮平が映画の見どころを語る様子が収録されている。
(C)2025劇場版『TOKYO MER』製作委員会
【編集部MEMO】
劇場版『TOKYO MER~走る緊急救命室~南海ミッション』ストーリー
「TOKYO MER」の活躍が高く評価され、全国の主要都市である札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡に新たなMERが誕生する中で、沖縄・鹿児島では離島地域に対応できるMERの誘致活動が活発化。指導スタッフとしてTOKYO MERの喜多見チーフ(鈴木亮平)と看護師の夏梅(菜々緒)が派遣され、オペ室を搭載した中型車両=NK1 を乗せたフェリーで離島での事故や災害に対応する「南海MER」の試験運用が開始されていた。
注目を集めた南海MERだったが、運用が始まってから半年間が経過しても、緊急出動の要請はゼロ。まったく実績を作れず、廃止が決定的な状況となっていた。
そんな中、鹿児島県・諏訪之瀬島で突如として火山が噴火。ついに大規模医療事案への出動が決定するのだが、島内は、溶岩が村を焼き尽くし、多くの噴石が飛び交うすさまじい状況で、噴煙により、ヘリコプターによる上空からの救助は不可能。海上自衛隊や海上保安庁の到着も数十分後という絶望的な状況下、南海MERは、島に取り残された79名全員の命を救うために、絶体絶命のミッションに挑む。
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