すき家は8月5日より、バターのコクとスパイスの香りが食欲をかき立てる「バターチキンソースカレー」を販売する。これにあわせ、俳優の高橋文哉さんを起用した新TVCMも8月8日より全国でオンエアする。
○■新商品「バターチキンソースカレー」は、どんなカレー?
新商品「バターチキンソースカレー」は、すき家のマイルドなカレーに、スプーンでほぐれる骨付きの大きなほろほろチキンを乗せ、コクと香り豊かなバターチキンソースをかけたもの。バターのコクとスパイスの爽やかな香り、トマトの程よい酸味が食欲をかきたてる。
ソースはトマトをベースに、バター、カルダモン、クローブ、シナモンなどを使用。隠し味としてニンニク、生姜、ヨーグルトも使っている。販売価格は、ミニが790円、並盛が890円、大盛が1,030円、メガが1,290円。
「バターチキンソースカレー」の発売にあわせ、彩り豊かなほうれん草をトッピングした「ほうれん草バターチキンソースカレー」、ほくほくのフライドにんにくを乗せた「にんにくバターチキンソースカレー」も販売する。
「ほうれん草バターチキンソースカレー」の販売価格は、ミニが890円、並盛が990円、大盛が1,130円、メガが1,390円。「にんにくバターチキンソースカレー」の販売価格は、ミニが860円、並盛が960円、大盛が1,100円、メガが1,360円。
○■牛丼だけではなく、カレーもすき家!
すき家の笹川直樹社長は「私たちは牛丼チェーンとして全国に1,979店舗を展開していますが、近年、カレーにも力を入れています。『牛丼と言えばすき家』にとどまらず『カレーもすき家』と認識いただけるよう、商品の強化を図っております」と説明する。
昨年(2024年)10月にはカレールウのリニューアルを実施し、子どもから大人まで楽しめる“おうちカレー”を意識した味わいに進化させた。利用者からは「具材がごろごろ入っていて食べ応えがある」「懐かしい感じのカレーで美味しい」といった声が届いているという。
このあとゼンショーグローバルファストホールディングスの中島広暁氏は、プロモーション施策について紹介した。新TVCMに高橋文哉さんを起用した理由については「調理師免許を保有しており、ご自身も料理が得意。おまけにカレーが好きということで、カレーを看板商品に掲げるすき家のCMにピッタリだと考えました」と中島氏。CMの見どころについては「バターチキンソースカレーをひと口頬張るごとに移り変わる、高橋さんの豊かな表情にご注目ください」とした。
最後に、質疑応答の時間がもうけられ、中島氏がメディアの質問に回答した。すき家が『バターチキンソースカレー』を取り扱うのは今回が初めて。様々なトッピングを検討する中で商品化が決まったという。販売目標は非開示で、販売(終売)時期についても未定ながら「夏向けの商品として設計しております。多くの方に楽しんでいただけることを願っています」と説明する。
『バターチキンソースカレー』には、通常メニューにある「牛あいがけ」「チーズ」「おんたま」などの追加トッピングも可能。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら