コスモエネルギーホールディングスはこのほど、国際的な環境情報開示推進NGOである「Carbon Disclosure Project」(CDP)による「サプライヤーエンゲージメント評価(SEA)」において最高評価の「サプライヤーエンゲージメント・リーダー」に初めて選定された。
○■ガバナンス、目標、スコープ3排出量、バリューチェーン・エンゲージメントを評価
SEAでは、CDP質問書の気候変動セクションで企業より報告されたガバナンス、目標、スコープ3排出量、バリューチェーン・エンゲージメントが評価される。
同社グループは、「私たちは、地球と人間と社会の調和と共生を図り、無限に広がる未来に向けての持続的発展をめざします。」というグループ理念を掲げ、地球環境保全に積極的かつ継続的に取り組んでいる。
また、サプライヤーを大切なビジネスパートナーと位置づけ、相互の「持続的発展」を実現するために、適切なコミュニケーションと健全な関係の構築に努めており、相互繁栄と持続可能な社会の実現をめざしている。こうした取り組みが評価され、今回の最高評価獲得に至った。
今回の選定を受け同社グループでは、「今後もサプライヤーを含む多様なステークホルダーの皆さまと連携しながら、事業活動における環境課題の解決に取り組み、情報開示を適切に進めることで、持続可能な社会の実現に努めてまいります」とコメントしている。
CDPは2000年に英国で発足した非営利団体で、気候変動や水問題等への企業の取り組みについて質問形式で調査を実施し、ガバナンス、リスク・機会、事業戦略、目標と実績などの観点から8段階で評価をしている。
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