女優の小池栄子が30日、都内で行われた2025年劇団☆新感線45周年興行・秋冬公演 チャンピオンまつり いのうえ歌舞伎『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』製作発表に、古田新太、橋本じゅん、高田聖子、粟根まこと、羽野晶紀、橋本さとし、早乙女太一、向井理、脚本の中島かずき氏、演出のいのうえひでのり氏と共に登壇した。

劇団☆新感線45周年と銘打つ本公演は、10年ぶりに「チャンピオンまつり」を掲げ、江戸時代を舞台に、歌舞伎の大名作『忠臣蔵』を上演するために愚かしいほどに芝居作りに情熱を傾け奔走する演劇人を描く。


小池が演じるのは、江戸で活躍した役者・荒村荒蔵(橋本じゅん)の娘・お破。「毎日稽古が楽しくて楽しくてしょうがないです。新感線の大ファンですし、かずきさんが書いてくださった本がとにかく楽しくて魅力的で、いのうえさんがにこにこしながら演出をつけてくださって」とうれしそうに話した。

そして、「私、今年45歳になるので、私が生まれたときに皆さんが劇団を立ち上げたと思うと、もはやお父さんお母さんと一緒にやっているような気分すらするぐらい、本当に歴史のある劇団の皆さんだなと。皆さんのお芝居が楽しくて、毎日稽古でレジェンドたちの芝居を目の前で見られて」としみじみ。

橋本じゅんの娘役ということで「じゅんさんの何かを盗みたい」と述べ、古田から「やめとけ(笑)」と言われるも、「真似たいですね。表情一つとっても、見ている人が親子なんだなと感じる瞬間があったらうれしいなと」と話した。

同作のビジュアルでは、キャスト陣がそれぞれの役に扮した姿を披露。小池と橋本じゅんは太眉姿でインパクトを放っており、小池は「父親譲りですね」と笑い、「叫ばせていただきました」とセリフを言いながら撮影したことを明かした。

『爆烈忠臣蔵~桜吹雪THUNDERSTRUCK』は9月19日~23日まで長野・まつもと市民芸術館にて、10月9日~23日まで大阪・フェスティバルホールにて、11月9日~12月26日まで東京・新橋演舞場にて上演。
編集部おすすめ