タリーズコーヒージャパンは8月6日より、創業28周年を記念した期間限定商品を提供する。担当者は「お客様へ感謝の気持ちを込めた、特別なエスプレッソ体験をご用意しております」とアピールする。
○エスプレッソに恋して溺れるアフォガード体験
タリーズコーヒーでは創業以来、バリスタが丁寧に抽出した芳醇な味わいのエスプレッソにこだわり続けてきた。そんなエスプレッソを真夏にも楽しんでもらおうと、2023年からは夏季限定「バニラアフォガートシェイク」(Tallのみ: 695円)を展開している。タリーズコーヒージャパン マーケティング本部 ドリンクチーム チームリーダーの小林由果氏は「しっかりとしたエスプレッソの苦みもあり、飲み進めるごとにミルキーなバニラの味わいも感じられる仕立てにしています。昨夏には、フローズンドリンクの中で本商品がイチバンの販売実績をあげました」と紹介する。
今夏は同商品に加えて、濃厚なエスプレッソを自分でかけて楽しめる「溺れるバニラアフォガートシェイク」(Tallのみ: 750円)を8月20日~9月2日の期間限定で併売する。「エスプレッソに恋して、溺れて、というテーマで開発しました。通常、店舗のフェローが行う"仕上げのエスプレッソ"をお客様自身でかけていただくことで、特別なアフォガード(イタリア語で溺れるの意味)体験をご提案します」と小林氏。
○ベアフルの表情に注目! 数量限定ボトル
また、数量限定で「タリーズ ベアフル ハグミーボトル(FACE)」を発売する。価格は1,680円+ドリンク代で、対象ドリンクはTallサイズのバニラアフォガートシェイク、アイスカフェラテ、水出しアイスティー、アイスコーヒー(いずれもカスタマイズは不可)。ボトル単品では販売しない。なお発売日(8月6日)のみ、購入数を1人2点までに制限する。
ちなみに形状については、ファンミーティングの人気投票を経て決定したという。「そして女性が手に持って歩けるようなサイズ感にもこだわりました。ハグミーボトルを通じて、皆さんに特別なエスプレッソ体験をご提供できたら幸いです」と谷氏。
○ドーナツは復刻×新たな価値
このほか、タリーズコーヒー発祥の地であるシアトルのカフェで見かける定番ペストリーをモチーフにしたフードを販売する。「ダークチョコ&コーヒードーナツ」(360円)は、グロッサリー商品として販売している「Tuly's Specialty カフェオレベース」を練りこんだふんわり生地に、ビターチョコをコーティングしたもの。コーヒーの豊かな香りが広がるタリーズらしい味わいのドーナツになっている。
「ミルクプレッツェル」(345円)は、20年以上前に販売していた定番ペストリーを再現。シンプルで素朴ながらも、やさしい甘みを感じるしっとりとしたプレッツェルに仕上げた。コーヒーはもちろん、ロイヤルミルクティー、宇治抹茶ラテ、フローズンドリンクとも相性が良い。
同社マーケティング本部 フード スイーツチーム チームリーダーの宇佐美鉄平氏は「復刻と新たな価値、というテーマで開発した2商品です。「ダークチョコ&コーヒードーナツ」は、タリーズが15年前に発売した初代ドーナツをモチーフにビターにまとめました。コーヒー、カフェラテ、アイスのカフェラテ、フローズンドリンクなどと一緒に楽しんでもらえたら。一方で「ミルクプレッツェル」は、ミルク感を大事にしています。大人はもちろん、お子様にも食べやすい食感と味わいに重きを置きました」と紹介した。
創業日を記念したブレンドコーヒー2種も7月23日より販売している。「タリーズアニバーサリーブレンド ミディアム」(1,440円 / 200g)は、なめらかな口あたりに程よいボディと明るい酸味が特徴。朝の目覚めの一杯、あるいはリラックスしたいときに飲みたい。「タリーズアニバーサリーブレンド フルボディ」(1,440円 / 200g)は、深めの焙煎で力強いコクとスモーキーな香りが際立つ。チョコレートやケーキなどのスイーツと相性が良い。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。