Netflixシリーズ『グラスハート』世界最速試写会イベントが31日、都内で開催され、佐藤健、宮崎優、町田啓太、志尊淳がサプライズ登場し、楽曲を初生披露した。

若木未生氏の不朽の名作『グラスハート』を映像化した本作は、ピュアでエモーショナルな青春音楽ラブストーリー。
主演の佐藤健自身が映像化を念願し、自ら企画した渾身の一作で、佐藤は共同エグゼクティブプロデューサーも務めている。

所属していたバンドを理不尽な理由でクビになった大学生・西条朱音(宮崎優)。打ちひしがれる朱音だったが、孤高の天才ミュージシャン・藤谷直季(佐藤健)から突然、彼が率いる4人組の新バンド「TENBLANK(テンブランク)」のドラマーとしてスカウトされる。藤谷が生み出す唯一無二の楽曲と、4人の熱く激しい演奏により、瞬く間に世の中を席巻していくTENBLANK。しかし快進撃を続けるバンドの前に、数々の壁が立ちはだかり……。

配信開始日に行われたイベントでは、配信と同時にメジャーデビューも決定している劇中に登場する4人組バンド「TENBLANK」の佐藤健、宮崎優、町田啓太、志尊淳が1話上映直後のステージに現れ、楽曲「旋律と決勝」を初生披露。何も知らされてなかった観客たちから歓喜の声があふれた。そして、本作にまつわるエピソードトークを展開した後、楽曲「永遠前夜」もアコースティックバージョンで披露し、ベース&ボーカル・藤谷直季役の佐藤は、美しい歌声で魅了した。

佐藤は「こういう作品にヒットしてほしいんですよ。ヒットさせたいんですよ。でも普通のヒットじゃつまらないと思う。まだ誰も見たことがないような爆発的なヒットを生む作品を作るつもりで頑張ってきたつもりです。
こんなメンバーに来てもらって、こんなたくさんの人に支えてもらって、愛を届けてもらったんだから、そこを目指さないと失礼だよね」と本作への思い語る。

続けて、「もしもそれが実現したとして、それは僕たちだけの手柄だとは全く思わなくて、『グラスハート』は紛れもなく、みんなと一緒に作った作品だと思っています。エキストラで朝まで毎日声をからせて歌ってくれた人がいて、エキストラに来られなくてもSNSで発信したり、ずっと気持ちは届いていました」とファンの応援に感謝。

さらに、「撮影でつらいとき、苦しいとき、こんなの無理だって全部投げ出したくなるとき、それでも家で1人で朝まで練習していたとき、僕たちの頭の中にはいつも皆さんがいました。みんなが楽しみに待ってくれているのを知っていたから、みんなの喜ぶ顔が見たいから、全員頑張れました」と述べ、「僕たちでこの作品をヒットさせて一緒に時代を動かそうよ。今日は本当にありがとう。また会いましょう」と熱く語ると、会場から大きな拍手が沸き起こった。
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