コズレは7月31日、「子育て世代の7割が“戸建て志向”!? 住み替えに関する実態調査」の結果を発表した。調査は7月21日~28日、妊娠中および子を持つ女性560名を対象にインターネットで行われた。
調査対象者のうち、94%が0~1歳の子どもを育てている、あるいは妊娠中。初めての出産・育児に直面している家庭が多く、家族構成は「夫/パートナー」(約94%)や「子ども」(約74%)が上位を占めた一方、「自身の親」(約6%)や「義理の親」(約3%)と同居している割合は非常に低く、多くの家庭が夫婦と子どもだけで日常生活を送っている。
このような家族構成において、現在の住居形態として最も多くあがったのは、「戸建て(持ち家)」で約39%。次いで「マンション(賃貸)」(約38%)が僅差で続き、住居形態としてこの2つが主流であることが明らかに。「マンション(分譲)」(約8%)や「戸建て(賃貸)」(約7%)は少数派にとどまった。
次に、「住み替え」の経験・検討の有無について聞いたところ、「住み替えの経験がある」人は約20%にとどまり、「現在検討中」が約20%、「検討したことはあるが実施しなかった」が約15%、「検討したことはない」のは約45%と、住み替えに対する関心にはばらつきが見られる結果に。
また、住み替えを検討・実施した理由では、「子育て環境を整えたかったから」が最多の約53%。次いで、「結婚・同棲を始めたから」(約25%)、「子どもが成長して、部屋が手狭になったから」(約24%)が上位に。「子どもを迎えるにあたって、生活環境を整えておきたい」という予防的・準備的な意識が住み替えの主な動機となっていることが読み取れた。
次に、住み替えに重視することを聞いたところ、「間取り」「価格」が最多の約69%。次いで「生活インフラの充実度」(約43%)、「住宅の新しさ・設備の充実度」(約41%)、「防犯性」(約40%)が上位に。
また、将来理想とする住居形態を聞くと、「戸建て(持ち家)」(約73%)が圧倒的多数に。