ラス恋は8月4日、「夏のデート」に関する意識調査の結果を発表した。調査は2025年7月11日~17日、40代~70代の男女1,133名を対象にインターネットで行われた。

○この夏、中高年は「ときめく恋」がしたい

この夏、「こんな恋してみたい」という理想の恋について、最も多くの支持を集めたのは、「手をつないで歩くだけで嬉しい、ときめきをもう一度感じられる恋(239pt)」だった。

「体調や生活を気づかい合える、安心感のある恋(165pt)」「生活を共にする、家族になることを意識した恋(122pt)」など、結婚や共同生活を意識した選択肢を大きく上回る結果に。年齢を重ねても、ときめきを日常の中に持ち続けたいという前向きな姿勢がにじみ出ている。

理想の夏デート1位は「日帰り旅行、ドライブ」


「この夏、理想のデートは?」という問いに、最も多くの支持を集めたのは、「日帰り旅行やドライブなど、少し遠出するデート(478pt)」だった。年齢や性別を問わず人気が高く、特に60代男性では過半数の53.3%(114pt)が支持している。

自由回答では「この夏は暑すぎるので冷房が効いている環境で快適に楽しみたい」「暑いので車は涼しいし、横向きのポジションで自然な会話ができる」など、夏の暑さを避けながら会話を楽しみたいといった声が目立った。

また、青春時代にドライブデートが主流だった世代にとっては、夜景を見に行く、海まで車を走らせるといった体験そのものが恋愛の記憶と深く結びついている。こうした背景から、ドライブは「懐かしくて、ちょっと特別なデート」として、あらためて魅力を感じる人も多いようだ。
○連絡先を交換する希望のタイミング

「マッチングアプリで出会ったお相手と連絡先(LINEや電話番号など)を交換する希望のタイミングについて教えてください」という問いでは、男性の64.9%が「やり取りを重ねたあと」「デートの約束をしたとき」など、会う前に交換したいと回答。これは「まず関係性を確実なものにしてから会いたい」という、効率的かつ積極的な姿勢の表れかもしれない。

一方、女性は「初めてデートした時」「デートを何度かしてから」といった「会った後」のタイミングを希望する割合が41.9%と男性より6.8pt多い結果に。これは「まずは一度対面で会って、人柄や雰囲気を確かめてから判断したい」という、慎重に進めたい心理もうかがえる。
また、好意を寄せている男性側から求められて断るのが難しいといったケースも多そうだ。この連絡先交換のタイミングに見られる"温度差"は、オンラインでの出会いにおける男女の心理的な違いを象徴しているのかもしれない。
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