6年前に、誰でもWebインターフェースから操作できる大きなディスプレイをつくろうと思いついたBen Holmenさんは、この木製モニタに遠隔で絵を描けるサイト「kilopx.com」を公開した。

一面だけを黒に塗った木製の立方体ブロックを1000ピクセル(40×25)配置し、遠隔ユーザーが描画するとブロックを反転する仕組みで、木材加工も趣味のBen Holmenさんは、工作機械を制御するCNC(Computer Numerical Contro)コントローラにRaspberry PiやArduinoを接続、光センサでピクセルの状態を判定してピクセルブロックを物理的にひっくり返す。
Web側では、Laravel、 InertiaJS、VueJSでアプリケーションを構築し、これと接続することでユーザーからの描画を実際に動作させている。

作品の投稿には、分散型ソーシャル「Bluesky」のアカウントが必要となるが、ユーザーが描画し、サイトに投稿するとスタックされ、最も人気のあった作品から木製モニタにドローイングされ、その様子はYoutubeでも配信されている。自分の書いた絵が木製ディスプレイで製造されていく様子が配信されていく。

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