累計2,000万食を超えたHIKAKINプロデュースの味噌ラーメン「みそきん」が、ついにリアル店舗でも味わえるようになる。場所は、東京駅一番街 B1階 東京ラーメンストリートに設けられたご当地エリア。
営業時間は11: 00~22: 30(L.O.22: 00)、営業期間は2025年8月7日~2026年2月23日を予定している。メディア発表会に登壇したHIKAKINさんは「ニンニク風味の効いた、元気の出る1杯に仕上がっています」と意気込んだ。

○看板メニューは「味玉みそきん」(1380円)

ご当地ラーメンチャレンジ(期間限定)としてオープンするリアル店舗「みそきん」。座席数は26席で、予約制になる可能性もある。

看板メニューは「味玉みそきん」(1,380円)。豚骨と鶏がらを別々に炊き出したWスープに、新潟白味噌をベースに複数の味噌をブレンドした特製ダレを合わせ、芳醇でまろやかな味わいに仕上げた。

注文ごとに生姜・ニンニク・すり胡麻を加えて鍋で熱を入れることでフレッシュな食材が鍋の中で一体となり、旨み溢れる熱々の一杯が完成。炒めたシャキシャキもやし、ピリ辛の特製ラー油、歯ごたえ抜群の特注太ちぢれ麺が食欲を刺激する。

店舗を出店した経緯について、HIKAKINさんは「幼少期からラーメンが大好きで、いつかお店を持ちたいと思っていたんです」と話す。先に発売したカップラーメンがヒットしたことも自信となり、背中を押したという。

「出身は、新潟県妙高市です。小さな頃から、家族で食べに行くご馳走=ラーメンでした。
上京したけれど仕事がうまくいかない、どん底にいる、そんなときも大好きなラーメンを食べて元気を出していました。本当にラーメンに救われた思いがあり、いつか自分で作る側に回りたいと思っていたんです。YouTube以外でやりたいことは、と聞かれたときもずっと『ラーメン屋ですかね』と答えていましたね」とHIKAKINさん。

出店に際しては、ずっと同じラーメンを食べてきた兄のSEIKINさんに「こういう味で店舗を出そうと思うんだけど、どう思う?」と相談したそう。「たくさんの人に食べてもらえる味が良いのか、ボクの信念を貫いた味が良いのか。自分と同じ生き方をしてきた兄貴に相談することで、そんな迷いも消えました」。老若男女を問わず、あらゆる人に食べてもらって、皆さんを元気づけられたら、と笑顔で話した。

東京ラーメンストリートのリーシングを担当している東京ステーション開発の笠井俊亮氏は「東京駅一番街は2025年4月に20周年を迎えたわけですが、その節目となる年に、東京ラーメンストリートには新たに『ご当地エリア』が誕生しました。14年ぶりにエリアを拡大するにあたり、青森の名店『津軽煮干 ひらこ屋』とともに、『みそきん』さんに入店いただきました」と経緯を説明する。

そのうえで「HIKAKINさんは故郷・新潟での思い出を原点に、全国各地の味噌ラーメンを食べ歩きながら研究を重ねたと聞いています。私も何度か試食させていただきましたが、味の良さはもちろん、HIKAKINさんのラーメンに対する情熱とこだわりを強く感じました。誰もが最後のひと口まで夢中になれる味を目指して、HIKAKINさんが作り上げた渾身の味噌ラーメンです。
ぜひ、多くの方に東京ラーメンストリートで味わっていただけたら幸いです」とむすんだ。

近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら
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