人気の高い高級ヘアケア家電だが、効果が分からず購入に踏み切れない方も多いだろう。そんななかパナソニックは、レンタルサービスのレンティオで「ストレートアイロン ナノケア EH-HN50」を展開中だという。
○■使ってみなければ効果を実感できない高級ヘアケア家電
2005年に誕生し、今年20周年を迎えたパナソニックの「ナノケア(nanocare)」。独自の「ナノイー(nanoe)技術によってうるおいのあるスタイリングができ、多くの人に支持されている高級ヘアケア家電だ。
だが、高級ヘアケア家電は実際に自分で使用してみなければ効果を実感できない。「ナノケア」シリーズは一般的なヘアケア家電などと比べると高価格帯であるがゆえに、購入に踏み切れない人も多いだろう。
そんななか注目されているのが「レンタル」という使い方だ。家電レンタルサービス「Rentio(レンティオ)」では、高級ドライヤーをはじめとしたさまざまな家電製品をレンタルできるだけでなく、企業に対しては製品やマーケティングに関する詳細なレポートを提供するサービス「レンティオサーベイ」を行っており、ユーザーとメーカーがWin-Winになる仕組みを作っている。
パナソニックはこのレンティオサーベイに注目し、「ストレートアイロン ナノケア EH-HN50」でサービスを利用。実際にユーザーに使ってもらうことでさらにファンを増やしている。
パナソニック くらしアプライアンス社 ビューティ・パーソナルケア事業部の髙橋瑠菜氏に、「EH-HN50」の特徴とレンティオサーベイ活用について伺ってみたい。
○■高浸透ナノイーを初搭載したヘアアイロン「EH-HN50」
「EH-HN50」は2024年6月に発売されたストレートアイロン。発売当時は「ディープネイビー」一色のみの展開だったが、人気の高さから2025年5月に「ミストグレー」「ウォームホワイト(Panasonic Store Plus限定色)」が追加され、より選びやすくなった。
髙橋氏は、「EH-HN50は髪ケア効果にこだわって作られています。ヘアアイロンは髪に熱を与えるため、一般的に髪が傷んでしまいますが、この商品はアイロンしているのにうるおい、しっとりとしたツヤ髪に導くのが特徴です」と説明する。その特徴は大きく3つある。
1.高浸透ナノイーを初めて搭載したヘアアイロン
2.高浸透ナノイー&ミネラル&マイナスイオンでキューティクルの密着性を高める
3.プレートを改良することでストレート性能をさらに向上
パナソニックは2022年にナノイーをさらに進化させ、水分発生量が従来比18倍となる「高浸透ナノイー」を発表し、ナノケアシリーズのドライヤーに搭載した。「EH-HN50」は、ヘアアイロンとしてこの高浸透ナノイーを初めて搭載したモデルだ。
さらに「EH-HN50」では、本体の外側に着けられた吹き出し口から高浸透ナノイー・ミネラル・マイナスイオンを広範囲に拡散することで、キューティクルの補修・保護を実現している。一般的にヘアアイロンをかけると高温によって髪の内部にドライスポットが発生、キューティクルの先端が開き髪がパサついてしまう。高浸透ナノイーはそんな開いたキューティクルを閉じ、キューティクルの密着性を高めるという。
プレートが改良され、髪をストレートにする性能も向上している。一般的なヘアアイロンは、実はプレートの場所によって温度差があり、また使用中の温度低下もあって、髪に対して均一な熱を与えられていない場合もある。そこでパナソニックは、ヒーター温度低下検知機能をプレートに搭載し、髪に熱を均一に伝える仕組みを導入。
髙橋氏は「EH-HN50」の使い方について、次のようにアドバイスする。
「高温だとより傷んでしまうので、低温での使用をおすすめしています。基本的な使い方としては、ゆっくり滑らせて、なるべく少ない回数で使用するのが髪を傷めないコツです。毛束はアイロンの真ん中に挟める程度、具体的には5センチ幅くらいが適切です。滑らせる速度はゆっくり目に。何回も繰り返すと、より髪に熱を与えることになってしまうので、ゆっくり通して1回でしっかりクセを伸ばすのがおすすめです。クセが強い方は170度以上にしていただき、それほどでもない方は155度以下でも十分セットすることができます」(髙橋氏)
ストレートだけでなく、ワンカールもつくりやすくなっている。その秘密はラウンド型の先端形状だ。髪の毛を挟んで下まで下げたときに、手を返すだけで自然なカールをつくることができるそうだ。
「EH-HN50はホールド力・滑り性・テンションのかけやすさ、の3点のバランスの良さを重視して開発された『スムースシルキープレート』を採用しています。髪をまっすぐに伸ばすのに必要なテンションがかけやすく、軽い力でもしっかりクセが伸びるようになりました」(髙橋氏)
○■レンティオサーベイのレポートから見えたユーザーの声
パナソニックの誇るヘアケア技術を集めた「EH-HN50」だが、気になる価格は3万4,650円(編集部調べ)。
ヘアケア商品でレンティオサーベイを活用したのは「EH-HN50」が初だが、実はメンズ商品やヘルスケア商品において先行して活用例があり、その流れから「EH-HN50」でもレンタルとアンケート調査を依頼したという。すでに「EH-HN50」が発売された2024年度に1度実施しており、今回は2度目の活用となるそうだ。
「2024年度のキャンペーンでは流入経路の6割がレンティオさま経由でした。当社からアプローチできないお客様にもアプローチできた点に意義があったと考えています。実施いただいた方のうち、購入意向があった方は約4割と、非常に高い数字でした」(髙橋氏)
2025年度のレンタル利用者が「EH-HN50」を借りた理由は、約4割が「購入を迷っているから」だったという。より具体的な理由として「購入前に機能・性能を試したかった」「自分の髪に合うか試したかった」「使いこなせるか試したかった」「他商品との比較」などが挙げられている。
ヘアアイロンを所有している方のもっとも代表的な悩みは「髪へのダメージが大きいと感じる」であり、買い替え検討時の重視点とも一致している。また、髪のダメージを気にされている方に絞ってアンケートを見ると、「EH-HN50」の満足度は「非常に満足」が83%と非常に高く、購入意向も約5割とさらに増加したそうだ。
一方、「EH-HN50」の満足点は訴求どおり「髪ケア効果」が上位。「髪のツヤ・うるおい」はもちろん、「きれいなストレートにできた」「温度の立ち上がりが速くすぐに利用できた(※約20秒でアイロン板を約100度に温めることが可能)」といった点も評価されている。
逆に「スタイリングしにくかった」という声も挙がっていたが、これに対して髙橋氏は「単に使いにくいと言うだけでなく、短期間のレンタルで『EH-HN50』を使い慣れていない例も含まれると思います。
さらに自由回答では「ヘアアイロンをしているのにうるおっている」という狙い通りの声以外にも、「夕方までキープできる」といったヘアスタイルのキープ力を評価する声も多かったという。これはパナソニックでは訴求しておらず、調査があったからこそ見えたポイントと言えそうだ。
○■レンタルでナノケアの効果を体験しよう
髙橋氏は3度のレンティオサーベイのレポートを振り返り、「データ自体を共有いただけるので様々な絞り込みをかけて、いろいろな角度から分析できる点が非常に使いやすいです。レンタル利用者全体の傾向を見ながら、購入を迷っている人にどんな情報を提供したら良いのか、という検討に役立っています」と、その意義を高く評価する。
「使っていただくと商品の良さがわかると自信を持っていますが、なかなかそれが難しいのが現状です。購入を検討している方には、一度使ってみてほしいですね。店頭などの人目がある場所では十分に試せないお客さまも多く、自宅でゆっくり使える機会は貴重です。ぜひレンティオなどのサービスを利用して、ストレートアイロン ナノケア EH-HN50の効果を実感していただけたらうれしいです」(髙橋氏)
パナソニックは「EH-HN50」の体験機会を増やすことを目標としており、レンタルサービスの活用に加えて、店頭でのイベントや、「Panasonic Beauty OMOTESANDO」を活用した体験なども進めていく予定だという。また体験だけでなく、さまざまな髪質の方に向けた動画も拡充を進めており、現在は3パターンの髪質に向けて動画が公開されている。
なお、9月1日に発売を予定している新商品「ヘアードライヤー ナノケア EH-NA0K」でも、レンティオサーベイの活用を予定しているという。EH-HN50はもちろん、他のナノケアシリーズもレンタルで試せる機会が増えていきそうだ。











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