ガーミンジャパンは8月7日、世界各地の高精細地図を活用できるサブスクリプションサービス「Garmin Outdoor Maps+」を提供開始した。機能ごとに対応国が異なっており、高精細地図はアメリカ、カナダ、フランス、イギリス、スイス、日本で提供。
登山やトレッキング、キャンプ、クロスカントリースキーなど、多彩なアウトドアで役立つ高精細地図サービス。日本国内地図は国土地理院提供の高精細ラスター地図や環境省、林野庁、G空間情報センターを基にしており、登山道・地形・トレイルなどの詳細表示が行える。一般的な地図アプリではカバーされていない山岳ルートにも対応する。
マップレイヤーとして衛星地図、高精細な陰影表示(地形の起伏や標高差を表現)、高精度な等高線表示などが可能。機能面では世界各地のスキー場表示、人工的な光が少ないエリアを確認できる夜間光機能、土地の区画や境界を表示する区画マップ、立ち入り可能な公有地がわかる公有地マップ、湖や川、湿地などの淡水エリアを表示する機能などを用意する。
マップはWi-Fi接続で対応するガーミン製品に直接配信。ガーミンの無料アプリ「Garmin Explore」「Tread」を活用することで、スマートフォンでも利用できる。コンテンツは定期的に更新・拡充を予定する。
利用料金は月額プランが800円、年額プランが7,480円。対応デバイスはfēnix 7 Pro/8シリーズ、epix Pro (Gen 2)シリーズ、MARQ (Gen 2)シリーズ、Enduro 2/3、Descent Mk3シリーズ、tactix 7/8シリーズ、Venu X1、Forerunner 955/965/970シリーズ、GPSMAP 67, 67iなど。