KADOKAWAは、電子書籍の新刊『仮門(かりもん) 消えた少女―10年目の真実』(著・鳩ヶ森)を2025年8月12日(火)に発売。AmazonなどECサイトやBOOK☆WALKERほか各電子書籍プラットフォームでの配信をスタートした。
『仮門(かりもん) 消えた少女―10年目の真実』は、WEBニュースサイト・ウォーカープラスで連載され、大反響を呼んだミステリー漫画を書籍化。著者は「第2回朝日ホラーコミック大賞」マンガ部門で大賞を受賞したホラー漫画家の鳩ヶ森。彼女が手がける初のミステリー漫画となっている。
■『仮門(かりもん) 消えた少女―10年目の真実』あらすじ
あの夜、携帯電話の着信が鳴って、娘から目を離したのはほんの数分。幼い少女は忽然と姿を消した。いったいどこへ消えてしまったのか…?手がかりもなく、その“たった数分”を延々と後悔し続ける母親。だが10年後、娘が埋めていたタイムカプセルが出てきたことを機に事件は突然動き出す。あの夜に何が起こったのか、犯人がいるなら誰なのか──。数々の伏線が後半の「真相編」で回収され、驚くべき真実が白日の下となる──。
■『仮門(かりもん) 消えた少女―10年目の真実』見どころ
作者が描く作品の共通コンセプトは「日常に潜む狂気」。人が暮らしている日常のすぐ隣で息を潜めている狂気・恐怖が、作品テーマとして根底に流れている。本作ではそれと並行して、夫婦愛や恋人同士の愛情も裏テーマとして扱われており、本ミステリー作に深みと温かみを加えている。
◎著者:鳩ヶ森のコメント
「神隠しって、オカルト好きにはたまらないよね…よっしゃ漫画で描いたろ!」。そんな軽い思いつきからpixivで始めたこの作品ですが、ありがたいことに多くの方に読んでいただき、このたび電子書籍化されることになりました。
子どもの失踪という重いテーマを扱ったミステリーではありますが、根底で描きたかったのは、夫婦・友人・恋人たちの間にある、さまざまな愛の形でした。pixivではたくさんの温かいコメントをいただき、そのひとつひとつに励まされました。皆さんと一緒に作品を育ててきたという実感があります。本当にありがとうございました。
制作中は睡眠不足でフラフラになりましたが、なんとか完遂できて今は達成感でいっぱいです。今後の人生でこれほど徹夜を重ねることはもう二度とないでしょう…たぶん。読後感はなるべく爽やかになるよう心がけました。楽しんでいただけたらうれしいです。
■『仮門 消えた少女―10年目の真実』
定価:1,210円(本体1,100円+税)
配信日:2025年8月12日(火)
配信書店:Amazon / 楽天ブックス ほか
※電子書籍版のみでの発売
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