iPadのOSは、iPhoneやMacと同じく毎年9月にアップデートされ、対象となる端末のユーザーは無料で使用することができます。今年も9月に新バージョン「iPadOS 26」のリリースが見込まれています。
ここではiPadお絵描き勢にとって注目のポイントを紹介していきます。

今回は、パソコンと同じようにサイズや配置がフリーな、新しいウィンドウ表示の機能です。複数のアプリを同時に開いて、並べて表示したり、配置やサイズを調整することができ、資料写真やアイデアメモを見ながら描くのに最適です。

*この記事ではiPadOS 26 パブリックベータ版での機能を紹介しています。正式なリリース版とは一部機能・表示が異なる場合があります。
○複数のウィンドウを自由に配置できる

iPadのアプリ画面はこれまで、全画面・Split View(2分割)・Slide Over(重ねる)の3種類で、表示サイズもパターンが限られていました。iPadOS 26では新しく、サイズも表示位置も自由に動かせるようになりました。

さらに、Safariやメモなどは複数のウィンドウを同時に開いて並べることが可能。資料を並べて見比べたい場合にも便利です。

アプリを閉じる・隠す・全画面に戻すには、左上の[…]を操作します。

○2・3・4分割のタイル表示ができる

ウィンドウ配置をスッキリ整理したい時は、上下左右に寄せたり、画面に合わせてタイル表示にするなどの配置メニューが便利です。

○開いているウィンドウを瞬時に一覧できる

たくさんのウィンドウを開くと、使いたいアプリを手前に持ってくるのに手間がかかります。
そんな時は下から上へスワイプして静止すると、瞬時に一覧できます。Macユーザーにはお馴染みの「Exposé(エクスポゼ)」です。

笠井美史乃 かさいよしの アプリ、サービス、マーケティングなど、IT・ビジネス分野で取材・執筆・編集を行う。マイナビニュースでは2013年開始の連載「iPhone 基本の『き』」をはじめ、iPhone・iPad・Apple WatchなどAppleデバイスのハウツーやレビューを担当。雑誌「Web Designing」「Mac Fan」、その他企業オウンドメディアなどで執筆中。 この著者の記事一覧はこちら
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