カシオ計算機は8月21日、「EDIFICE」ブランドの新製品として、「NISMO」の初代ロゴを掲げて活躍した歴代のレーシングカーをモチーフにした特別モデルとして、NISMOヘリテージエディション「ECB-S10NIS」を発表した。9月12日の発売予定で、9月1日より予約を受け付けを開始する。
価格は44,000円。

○日産・NISMOの全面協力で開発されたヘリテージエディション

「NISMO」は1984年に日産のモータースポーツ専門会社として設立され、国内外のレース活動を行うとともに、オリジナルブランドのロードカーやカスタマイズパーツの提供を続けてきた。「Speed and Intelligence」をコンセプトに掲げ、モータースポーツと親和性の高いデザインを特徴とするEDIFICEは、2021年からNISMOのサポートを行っている。

新モデル「ECB-S10NIS」は、日産およびNISMOの全面協力のもと企画・監修されたヘリテージエディション。1992年のデイトナ24時間レースで日本車として初の総合優勝を果たした「R91CP」など、歴代マシンを象徴する赤・青・白のトリコロールカラーを採用。文字板中央には初代NISMOロゴを配置し、耐久レースの夜間走行で用いられる発光式ゼッケンを想起させる蓄光加工を施している。

バンドには1984年から1997年にタイトルを獲得した車両の型式をプリントし、80年代レーシングスーツのストライプも取り入れた。また、1990年代に活躍した「R32型スカイライン GT-R(カルソニックスカイライン)」をオマージュし、風防を車のフロントガラスに見立てているほか、「SAPPHIRE」の表記には実車のフロントウインドウ用デカールの色味や字体を反映するなど、ファン心をくすぐる仕上がりとなっている。

機能面では、Bluetoothによるモバイルリンク、自動時刻修正、ワールドタイム機能を搭載。さらに、スーパーイルミネーターやサファイアガラスを備え、デザイン性と実用性を兼ね備えている。

主な仕様は以下のとおり。

ケースサイズ:W43×D9.6×H48mm

質量:約69g

ケース・ベゼル材質:ステンレススチール

バンド:本革/合成皮革バンド

防水性能:10気圧防水

ガラス:サファイアガラス

電池寿命:約2年

バンド装着可能サイズ:175~215 mm
モバイルリンク/アプリ連携機能:CASIO WATCHES対応、自動時刻修正/簡単時計設定/ワールドタイム(約300都市)/タイム&プレイス/携帯電話探索
その他機能:ワールドタイム(38都市+UTC、自動サマータイム対応)/ストップウオッチ/タイマー(最大24時間)/アラーム5本・時報/ダブルLEDライト(スーパーイルミネーター、残照機能、点灯時間切替)/フルオートカレンダー/操作音ON/OFF切替/12/24時間表示切替/曜日表示(6カ国語切替)/針退避 など
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