ローソンは8月26日より全国のローソン店舗にて、夏の新作スイーツ『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン(カスタードホイップ)』(181円)と、『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン チョコホイップ(生チョコ入り)』(192円)を順次販売する。
○■ふわもち食感にこだわり
『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン(カスタードホイップ)』は、ふわふわもちもち食感のブリオッシュ生地の中に、生クリームとバニラシードを使ったふんわりとろける食感のカスタードホイップクリームを入れた、冷やして食べるクリームパン。
『クリームたっぷり! ふわもち冷やしクリームパン チョコホイップ(生チョコ入り)』は、ふわふわもちもち食感のチョコレート風味のブリオッシュ生地の中に、生チョコレートを使ったふんわりとろける食感のチョコホイップクリームを入れた、冷やして食べるクリームパン。
開発の背景について、ローソン 商品本部の清瀬智加氏が説明した。夏が長期化しており、猛暑日も増えている昨今。市場では、通常なら常温で食べる食品をあえて冷やして食べる、というニーズが高まっているという。特に、通常のパンとは違う食感や風味が楽しめる“冷やしパン”は、専門店までオープンする人気ぶりとのこと。
一方でローソンでは、気温が上昇するとデザートの売り上げが下がる、という課題も抱えていた。清瀬氏は「年間で見てみると、デザートの売上指数が落ち込むのが7~8月です。そこで、この時期にも食べやすい冷やしクリームパンの開発をスタートさせました」と説明する。
新商品は、いずれも「ふわっ」「もちっ」としたブリオッシュ生地を使っている。そしてクリームがおいしく+たっぷりと頬張れる、という点にもこだわった。
「カスタードホイップの商品には、生クリームとバニラシードで作った、ふんわりとろけるカスタードホイップをたっぷりと詰め込んでいます。チョコホイップの商品は、生チョコ入りです。
開発には、いくつもの苦労があった。特に、食パンの生地にクリームをたっぷりと入れることで、パサつき・固くなる、という課題を解決しなければいけなかった。クリームの配合、焼きの温度などを調整し、何度も試作を繰り返した結果、ふわもち食感を4日間維持できるようになったという。販売目標については、発売後2週間でデザートカテゴリの売上2割増(前年同期比)を目指す。
近藤謙太郎 こんどうけんたろう 1977年生まれ、早稲田大学卒業。出版社勤務を経て、フリーランスとして独立。通信業界やデジタル業界を中心に活動しており、最近はスポーツ分野やヘルスケア分野にも出没するように。日本各地、遠方の取材も大好き。趣味はカメラ、旅行、楽器の演奏など。動画の撮影と編集も楽しくなってきた。 この著者の記事一覧はこちら