この連載では、住宅ローンにまつわる疑問・お悩みに、日本住宅ローン株式会社の担当者が答えます。今回取り上げるのは「収入減少で住宅ローン返済条件を見直したい! どこに相談すればいい?」です。
○住宅ローンにまつわる疑問・お悩み「収入減少で住宅ローン返済条件を見直したい! どこに相談すればいい?」
収入が減り、住宅ローンの返済が厳しくなっています。返済条件の見直しや相談先、どのような支援策があるか教えてください。
日本住宅ローン株式会社の回答
金融機関では、お客様の状況に応じて様々な支援策をご準備しております。
住宅ローンの返済が厳しい場合、まずは金融機関の問い合わせ窓口に現状をお話しいただき、ご相談いただければと思います。
また、ローンの条件によっては住宅ローンの借り換えも選択肢として視野に入れてはいかがでしょうか。例えば、50歳以上の方であれば、リバースモーゲージ型住宅ローンに借り換えるのも1つの手段です。リバースモーゲージ型住宅ローンとは、ご存命中は住宅ローンの利息部分のみを支払っていただき、元本は亡くなられた後に、物件売却代金で完済していただきます。ノンリコースローンですので、万が一残高が残った場合でも、相続人様にご請求はありません。
月々返済額が大幅に軽減されるため、返済が厳しい方だけでなく、リフォームや住み替えを検討している方にもご利用いただいている商品です。
当社でも、数多くのお客様にリバースモーゲージ型住宅ローンをお申し込みいただいておりますが、退職後に返済が厳しくなってしまった方より、年金収入だけで無理なく返済が続けられたと喜びの声をいただいております。
万が一、住宅ローンの返済が滞ってしまうと、最悪の場合は大切なご自宅を手放すことになってしまう可能性がございます。お客様のライフプランに合わせて、様々な返済方法がありますので、ご不安がある際はぜひ早めにご相談ください。
○日本住宅ローン株式会社
日本住宅ローン株式会社は、日本を代表する大手ハウスメーカー4社と大手金融機関が共同で出資した住宅ローンを中心に取り扱う金融機関。全期間固定金利である【フラット35】を中心として、様々なローン商品を展開。特に、【フラット35】保証型商品においては、業界初となる借入期間40年(通常は35年)の「フラット極40」を開発。さらに、同商品を活用し、5年後以降いつでも無料で変動金利に切り替えることができる「5年待てるローン」を提供するなど、先進的な取り組みを数多く実施している。また、住宅金融支援機構(旧:住宅金融公庫)が提供するシニア向け商品「リ・バース60」をいち早く取り入れ、「MCJご自宅活用ローン"家の恩返し"」として提供しており、取扱実績はNo.1を誇る。https://www.mc-j.co.jp/