ソニーストア 銀座が8月20日にリニューアルオープンしました。昨今同社が注力しているゲーミングブランド「INZONE」の露出が強化されているというのが主な注目点ですが、一般公開に先駆けて眺めたフロアの様子はゲーム以外でも一変。
強力な製品ラインナップを擁するカメラ、テレビ、オーディオの売り場も刷新されており、その場での体験を通して製品についてより知ることができるようになっていました。
○キーワードは“体験”。ソニー製品を実際に使うイメージごと提供
フロアの内覧に先立って、ソニーマーケティング株式会社 カスタマーエンゲージメント本部から本部長 新宮俊一氏と、ソニーストア 銀座の店長を務める 宮崎千夏氏が登壇。今回のリニューアルに際しては“体験”が最も重視されたとのことで、数多くある製品ラインアップから顧客ひとりひとりに最適な製品を選ぶための場所として改装したと話します。
個人的に興味深く感じたのは、同店ではフロアスタッフのことを“スタイリスト”と呼称していたこと。製品についてただ解説するだけではなく、製品にあわせた実際のユースケースごと提案してくれるそうで、個々のスタイリストが独自の得意分野を生かした接客を行ってくれるとのこと。ソニーストア 銀座のページには特色のあるスタイリスト各氏の一覧が用意されており、なんと指名しての来店予約も可能です。
○各フロアを見てきた。どの製品コーナーもさらに体験寄りに
内覧ではソニーストア 銀座が入居する4階、5階、6階の各フロアを眺めることもできました。大きなジオラマやテーブルフォトの実演、本格的な人物撮影を行えるフォトブースを備えたカメラフロアに加え、最新製品を幅広く試せるオーディオコーナー、サイズ感が気になる大画面テレビを最適な距離感で試せるほか、ドスパラの機材を導入した本格的なPCゲーミングコーナー「ZONE:0」が展開中。先日発表されたばかりのゲーミングイヤホンやキーボード、マウスを実際に試すことができ、どちらかといえばいわゆる“黒物家電”寄りだったソニーストアの中で異彩を放っています。
ちなみにソニーストア 銀座のリニューアルに先立って、ソニーストア 博多天神も8月20日にリニューアル済み。
映像クリエイターのための新たなShooting StudioやCreative Baseなど、創作の現場に寄り添う機能が加わることで、より自由な創造の場に変わっていくとしています。
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