三井不動産は8月29日、電通、ENEOS、日本航空、日本マクドナルド、富士フイルムホールディングスとともに、営業職の女性が抱える課題解決を目指す「働きやすさNEXTプロジェクト」を始動することを発表した。
現在、管理職における女性の割合が少ない現状や、「働く女性のロールモデル不足」「家庭との両立」といった課題は業界を問わず存在しており、女性の営業職への挑戦や職務継続を阻む一因となっている。
プロジェクトでは、生成AIやアンケート調査を活用した定期的なワークショップを実施し、具体的なアクションプランを策定する。2025年度中を目途に、女性営業職が働きやすい環境を整えるための提言を公開する予定とのこと。
6社それぞれの課題に応じて、女性が営業職として働きやすくなる施策を考案するほか、営業職に対する固定観念の見直しに向けても動いていく。中長期的には、女性社員の管理職就任へのモチベーションや女性管理職比率の向上を目指すという。
6社は今後も、営業職における女性活躍の新たなモデルを提示し、誰もが能力を発揮できる働きやすい環境づくりを推進していく。