YouTuberのくれいじーまぐねっと・MINAMIが、鯖江市⻑の佐々⽊勝久氏と甲府市⻑の樋⼝雄⼀氏とともに、さいたまスーパーアリーナで開催された「第41回 マイナビ 東京ガールズコレクション 2025 AUTUMN/WINTER」(TGC)囲み取材に登場した。

○自治体間連携のロールモデルを目指し、東京ガールズコレクションでZ世代にも魅力発信

「宝石のまち」として知られる甲府市と、「めがねの聖地」である鯖江市はともに連携し、様々な地方創生プロジェクトを展開、自治体間連携のロールモデルとなり地域の活力を国内外へ発信している。
東京ガールズコレクションを通じての発信も行い、若い世代に魅力を広めるべく尽力している。

甲府市長の樋口雄⼀氏は「『宝石のまち』甲府は、江戸時代に甲府の北部で採れた水晶の研磨から始まり、時代とともに発展をしてまいりました。今回は東京ガールズコレクションを通じてジュエリーアンバサダーのみなさんやモデルさん・俳優さんにジュエリーを身につけていただき、Z世代を中心とした若い方々にもアピールできたとおもいます」と挨拶した。

鯖江市長の佐々木勝久氏は「鯖江市が全国の皆様に広く知ってもらうきっかけになったのが2009年3月の東京ガールズコレクションでした。これからは甲府市ともコラボさせていただきながら、東京ガールズコレクションの皆さん方のお力もいただきながら、『めがねの鯖江』をさらにアピールしていきたいですね」と話した。

「鯖江市では女性が活躍していたのが印象的だった」


甲府市のジェリーアンバサダーを2年連続で務めるMINAMIは、「自分の地元でもある山梨県のジェリーをつけてSNSなどで発信しています。最近では『甲府ジュエリー甲子園』というものがありまして、そのPRも行いました!」と笑顔で語った。

今年度から鯖江市魅力発信アンバサダーとして活動している、くれいじーまぐねっとのメンバーUraNは、「実際に鯖江市に足を運んだのですが、一番印象に残っているのがたくさんの女性が活躍されていたことです。私たちも力をもらえました」と振り返り、エアも「ランチを作ってくださったお母さんや、女性の漆器職人の方がすごく印象的でしたね」とうなずいた。浅見めいは「鯖江市といえばめがねのイメージがあると思うんですけど、めがね以外にも漆器や西山動物園のレッサーパンダなどたくさんの魅力があることを発信していきたいですね」とアピールした。
○「このコラボレーションが成功すれば、日本のものづくりに大きな影響を与える」

甲府市が鯖江市とコラボレーションした理由について樋⼝氏は、「今年のジュエリー甲子園では高校生がデザインした作品が最優秀作を受賞しました。甲府市は日本のワイン発祥の地でもありますが、ジュエリーでワイングラスを表現した作品です。
その作品を全国に向けて展開したいと考える中で、鯖江市の発信はとても勉強になりました。これから多くを学ばせて頂きたいという思いでお願いをさせていただきました」と経緯を語った。

両市のコラボレーションの具体的な取り組みについては現在話し合いを進めており、来年3月に発表する予定。樋⼝氏は「このコラボレーションが成功すれば、日本のものづくりに大きな影響を与えると思います。東京ガールズコレクションのお力もお借りしながら取り組んでいきたいと思います」と期待を寄せた。
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