お笑いコンビ・レインボーの池田直人とKis-My-Ft2の二階堂高嗣がW主演を務めるドラマ『make up xxx~美しきサレ妻メイクの逆襲~』が、縦型ショートドラマアプリ『FANY :D』で9月16日より配信される。企画・プロデュースも務める池田は女優としてサレ妻役を、二階堂はモラハラ夫役を演じている。
配信開始を前に、池田、二階堂、共演の田中美久、木崎ゆりあ(崎=たつさき)にインタビューし、役者業への思いを聞いた。

藤川里奈(池田直人)と藤川悠馬(二階堂高嗣)は結婚5年目の夫婦で、里奈はメイクアップアーティスト、悠馬はイベントプロデューサーとして活動中。結婚当時は、結婚式をあげる余裕がなく、いつか素敵な式を挙げようと誓っていた2人だが、結婚してから5年目に突入した現在、悠馬は完全なモラハラ夫に変わってしまった。そして、若手女優・小嶋茜(田中美久)との不倫が発覚し、里奈は復讐を決意。里奈の親友・尾頭響子(木崎ゆりあ)は悠馬と同じイベント会社で働いている同僚だが、悠馬の不倫を聞いて復讐に協力することに。果たして、里奈の復讐は成功するのか――。

――池田さんは芸人、二階堂さんはアイドルとして活動、田中さんと木崎さんも以前アイドルとして活動と、皆さんいろいろな経験をされていますが、演技に対する思いをお聞かせください。

池田:コントの時は客席に向けてやることが多いですが、今回演技をしていて、特に里奈がそうなのかもしれないですが、「私の気持ちってこうだよね」と自分に向けて演技をすることが多くて、芸人の演技とはまた違うなと。芸人はおかしいことあったら「おかしいやろ!」「なんで!?」とか言いますが、そういうことはせず、表情もわかりやすすぎてもダメなんだなと。コント芝居とは違う楽しさを感じ、またやってみたくなりました。

二階堂:シンプルにお芝居するのは楽しいですし、自分ではない人になれるというのも楽しいです。今回は自分の中でモラハラという引き出しが増えたのが大きかったなと思います。
今後も、お話をいただけたら俳優業も挑戦していきたいです。

田中:私はほぼ感情と感覚で演じているのですが、練習しすぎると芝居になってしまうので、最近はあまり考えすぎず、感情を出せるようにエネルギーを貯めて現場に行くようにしています。エネルギーが出せないと急にお芝居になってしまって、自分のいいところがなくなってしまうと思い、最近はエネルギーチャージしています。

木崎:私はグループを辞めてもう8年経ちますが、辞めた時から女優業でやっていくと決めていたので、ずっと続けられていてうれしいです。最近はナチュラルに芝居をするということを意識していて、私はすごく考えるタイプなので、考え抜いて自分と役をリンクさせて馴染ませるようにしています。

――田中さんと木崎さんは、アイドル時代の経験が女優業に生きているなと感じることはありますか?

木崎:あまり緊張しないというのはあると思います。特に舞台は。映像は、大御所の方と共演したり、その場でパッとやらないといけない時など、緊張する瞬間がありますが、舞台はステージ慣れしているので、出た時にあまり緊張がないかもしれません。

田中:アイドル時代、カメラの位置を明確に把握していたので、ここにカメラがあったらこう抜かれているなというのがわかって、立ち位置を調整できるというのはあると思います。逆にそれが変に働いて、カメラを見てしまうんです。ドラマだとカメラを見たら絶対ダメだってわかっているのに、カメラ目線になってしまうことがあって、困っています(笑)。見てしまうことないですか?

二階堂:ないなあ。
俺はそんなにアイドル意識が高くないのかな(笑)

――今回皆さんお芝居で共演するのは初めてとのことですが、田中さんと木崎さんはアイドルとして共演されたことはありますよね?

田中:同じステージに立ったことはあります。

木崎:そして今、同じ事務所なんです。

田中:この間バーベキューしました!

――プライベートでバーベキューを?

木崎:事務所会みたいな感じでやりました。

田中:アイドル時代はグループが違って話す機会がなかったのですが、たくさんお話しできてうれしかったです。

木崎:バーベキューも楽しかったですし、今回共演できてうれしいです。
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