電通は9月17日、筑波大学と連携し、社会人大学院生を対象とした講義「スポーツ価値創造論」を10月1日から開講すると発表した。今回の取り組みは、スポーツビジネスの実践的な知識やノウハウを提供し、人材育成につなげる狙いがあるという。
講義の概要
この講義は、筑波大学人間総合科学学術院のスポーツウエルネス学学位プログラムの一環として実施される。電通が7月に発足した「スポーツ未来研究所」が中心となり、長年にわたり培ったスポーツビジネスの知見を活用し、スポーツイベントのプロデュースなどに必要な基礎を学べる内容となっている。
授業は10月1日から12月3日までの全20回で、会場は筑波大学東京キャンパス。スポーツビジネスの最前線で活動する電通社員が講師を務めるオムニバス形式で構成され、ケーススタディやワークショップを取り入れて進行するとのことだ。
電通は筑波大学が設立した「スポーツ・ウエルネス都市創生コンソーシアム」にも参画しており、今回の取り組みはその一環。今後はスポーツとウエルネス領域における人材育成を強化し、同コンソーシアムの発展に貢献していくとしている。