モバイル社会研究所は9月18日、「2025年 金融とICT調査」の結果を発表した。調査は2月、全国の15~79歳の男女7,371名を対象にインターネットで行われた。
まず、投資の状況について聞いたところ、全体の約4割が「投資をしている」(39%)ことが明らかに。性年代別にみると、男性のほうが投資している割合が各年代で高く、特に30代(54%)と60代(54%)では5割を超えた。
投資歴は、「10年以上」が最多の39%。約5割は投資歴5年未満であるものの、男女とも年齢が高くなるほど長期間投資をしている割合が高く、特に男性70代ではおよそ8割(76%)が10年以上であることがわかった。
続いて、投資の有無によるお金の知識や資産形成に関する情報収集および学習経験の違いを調査した。その結果、投資をしている人のほうがお金や資産形成に関する情報収集や学習を行っている割合が高いことが明らかに。具体的には、投資をしていない人のうち学習経験がある割合は半数に満たないのに対し、投資をしている人の約9割に何かしらの学習経験があるよう。
また、投資をしている人が多く利用している情報収集・学習方法は、「インターネットで調べた」(57%)がダントツの1位に。次いで「本を読んだ」(34%)、「動画を見た(YouTube等)」(33%)が上位となった。