俳優の大沢たかおが主演を務める映画『沈黙の艦隊 北極海大海戦』(9月26日公開)の、Adoとの主題歌コラボPVが公開となった。
本作は、漫画誌『モーニング』で連載された、かわぐちかいじ氏によるコミック『沈黙の艦隊』の実写化作品で、2023年に映画化され、2024年には、ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン1 ~東京湾大海戦~』が配信された。
この度、Adoが歌う主題歌『風と私の物語』に本編映像をのせたコラボPVが公開となった。PVは「私は走る」という歌詞とともに、凍てつく北極海での戦いへと突き進む〈やまと〉の姿からスタートする。地上では、竹上首相(笹野高史)が巻き起こした解散総選挙が苛烈さを増す中、それぞれの政治家たちが掲げる"平和"への信念を胸に、心理戦を繰り広げる姿が描かれている。一方、日本政界の動向に注目しつつ、着実に迫りくる海江田(大沢)の存在に焦りの色を隠せない米国のベネット大統領(リック・アムスバリー)。姿を見せずとも異様な存在感を示す海江田にベネット大統領と米軍はどうのように対峙するのか? 緊張感が高まる政治パートにも見どころの一つだ。
そして、海江田の動向を見届け、真実を伝えようと奔走するジャーナリストたち。圧倒的な軍事力で激化を極める〈やまと〉と米国の戦いを目の当たりにし、恐怖で震えが止まらぬ中でも、最後まで真実を見届けようと心を奮い立たせる市谷 (上戸彩)の姿が印象的に描かれている。シーズン1では冷静沈着で感情を表に出すことのなかった〈やまと〉のクルーも、本作では迫りくる米国に対し臨戦態勢を取り、激しい戦いに心が揺れ動きながらも決意のこもった表情を随所に見せる。
キャラクターたちがそれぞれの信念や決意を持ちながらも揺れ動く心情や表情に、Adoの歌声が重なり、まるで未来を切り開いていくかのような風を吹き込む、迫力の映像に仕上がっている。歌詞に込められた想いと、潜水艦〈やまと〉によるアメリカ潜水艦との激しい水中戦、政治家たちによる緊迫の心理戦、真実を追い求め続ける熱いジャーナリズムなど、それぞれの舞台で展開される戦いの様子が垣間見える最新映像に注目だ。
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(C)かわぐちかいじ/講談社
【編集部MEMO】
『沈黙の艦隊 北極海大海戦』の制作が決定した際、主演の大沢たかおは「これまで以上に壮大で手に汗握るスリル満点の新たな『沈黙の艦隊』を創り上げるため、これまで以上にしっかり準備し、これまで以上に全スタッフ、キャスト一丸となり、魂を込めて次なる戦いへ挑んで参ります」と意気込みを示していた。