イタリアの高性能バイクメーカーであるドゥカティが日本で新型車「XDIAVEL V4」(Xディアベル V4)を発売する。前年比17%増と日本で販売好調なドゥカティが投入する新型車は、どんなバイクなのか。
実物を見てきた。

○軽くて楽しいバイク?

「Xディアベル V4」はドゥカティ製のスポーツクルーザー。MotoGP由来のハイパフォーマンスなV型4気筒エンジン、クルーザーならではのライディング・ポジション、ドゥカティらしく官能的な美しさなどを融合したユニークなバイクだ。価格は333.5万円から。ボディカラーは「バーニング・レッド」と「ブラック・ラヴァ」の2色となる。「Xディアベル V4」の発表会に登壇したDucati Japan代表取締役社長のマッツ・リンドストレームさんによれば、同モデルは「クルーザーなのに、びっくりするほど軽くて楽しいバイク」に仕上がっているそうだ。

1,158ccのV4グランツーリスモ・エンジンは最高出力168PS、最大トルク12.8kgmを発生。低回転域におけるリニアなコントロール性とあらゆる回転域における力強いトルクを兼ね備えている。カウンター・ローテーティング(逆回転)クランクシャフトと同カテゴリーで最も軽量な重量(燃料を除く装備重量は229kg)の組み合わせにより、セグメントの基準となるハンドリングを実現できているそうだ。

低いシート高(770mm)による優れた快適性とライディング時の扱いやすさを考慮し、先代モデルのXディアベル 1260と比べ、ハンドルバーはより後方に、より低く設定されている。
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