パナソニック ホールディングスは9月22日、パナソニックグループのパナソニック インフォメーションシステムズ株式会社/パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社/パナソニック ネットソリューションズ株式会社の3社を2026年4月1日付で統合し、「パナソニック デジタル株式会社」を設立することを発表した。
○ITソリューション領域の事業強化を図る
今回統合される3社の社員数・主なサービス内容は以下のとおり。
パナソニック インフォメーションシステムズ株式会社(社員数1,458名):ITインフラ、セキュリティ基盤構築・運用、ERP、CRM、データ分析、AI活用等
パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社(社員数440名):ICTソリューション(製造DX、セキュリティSOL、ITインフラ基盤、データ分析/AI)、SaaSソリューション(オフィス・教育・知財向け)等
パナソニック ネットソリューションズ株式会社(社員数83名):映像監視システム(ArgosView)、ワークフロー(MAJOR FLOW)、情シス支援サービス(P:s)等
新会社の社員数は約2,000人となる予定。本社所在地は、現在のパナソニックインフォメーションシステムズ株式会社の本社所在地である、Panasonic XC OSAKA(大阪本社)および住友不動産汐留浜離宮ビル(東京本社)に置かれる。
この新会社の設立により、パナソニックグループの先進技術と各社のノウハウを融合させることでシナジーを創出し、B2B事業(くらし・しごと)の貢献拡大を図り、グループ内で培った製造DX/グローバルERP/ICT基盤構築・運用サービスなどの経験を活用し、顧客の「くらし」「しごと」に寄り添ったITソリューションを提供していく。
また、パナソニックグループ全体で推進しているDXを包括した企業変革プロジェクト「Panasonic Transformation(PX)」を加速し、デジタル技術を活用した新たな価値創造と持続可能な社会の実現に貢献するという。
パナソニックグループでは、「デジタルと人の力で『くらし』と『しごと』を幸せにする」という使命に基づき、新たな組織体制のもと、より一層のサービス向上と顧客満足の追及に努めるとしている。