アイドルグループ・WEST.が出演するWOWOWの番組『WOWOW×WEST. “WESSION”』第4回(28日19:00~)の収録が、7月に行われた。
ゲストには「世界中の毎日をおどらせる」というテーマのもとに活動する6人組バンド・Lucky Kilimanjaroが登場。
熊木による「皆さま、WEST.の面々のように自由に踊ってください!」という前口上で場の空気が温まると、柴田昌輝(Dr)や山浦聖司(Ba)、ラミ(Per)が繰り出すビートに乗せて、スポーティーなファッションに身を包んだWEST.の面々は声を上げながら体を自由に動かしていく。濱田崇裕、小瀧望、神山智洋がそれぞれ肩の力が抜けた歌声で楽曲に色を加えていくと、これに続くように藤井流星、中間淳太、桐山照史、重岡大毅は徐々に熱を高めながら声を重ね、松崎浩二(Gt)&大瀧真央(Syn)のリズミカルなプレイとともにスタジオはグルーヴの渦を生み出すことに。そして、サビではWEST.の7人と熊木が気持ち良さげに踊り歌い、初披露となる楽曲に華やかさを与えていった。
曲中盤では藤井を筆頭に7人の個性が色濃く浮き上がったラップパートも用意。続くBメロでは熊木が小瀧、桐山、神山、濵田と矢継ぎ早に肩を並べて歌い、セッションは徐々にクライマックスへと近づいていく。印象的なリフレインとともに、熊木を囲んだWEST.の7人は楽しそうな笑顔を浮かべながらジャンプしたりダンスしたりして、この貴重なコラボの時間を思う存分に満喫してみせた。
この番組でしか聴くことができない貴重な書き下ろし曲を通じて、初共演ながらも相性が抜群であることを見事に証明してみせたWEST.とLucky Kilimanjaro。番組ではこのほかもう1曲セッションが用意されているほか、さらに2組によるピースフルなトークパートも楽しむことができる。
この番組は10月12日・13日に大阪・万博記念公園 東の広場で開催されるWEST.初の主催野外フェス「WESSION FESTIVAL 2025」ともリンクしている。
WEST.のコメントは、以下の通り。
○■重岡大毅
めっちゃ笑いましたね。
○■桐山照史
トークがたまらなく面白かったです。セッションの方も、ラッキリさんの纏う空気感や楽曲のテイストは僕らWEST.がこれまで持っていないものだったので、また新しい歌い方やノリ方、踊り方がぎゅっと詰め込まれた放送になるんじゃないかなと思っています。
○■中間淳太
グループの雰囲気がすごく似ているなと思いました。それぞれ「あれ、これ小瀧やんけ」とか「濵ちゃんやん!」みたいな感じのキャラクターがいらっしゃって、その辺もお話していて楽しかったです。
○■神山智洋
皆さん大学のサークル時代からずっと一緒に活動されていると伺いましたが、お話していてその時の空気感を今でも大事に持っていらっしゃるんだなと感じました。年齢を重ねる中で関係性が変わることってあると思うんですけど、ラッキリさんは変わらずに本当に仲が良いグループを続けていらっしゃるんだなと。あと、ラミちゃんのことは大事にしてあげてほしいなっていう風に思いましたね。笑
○■藤井流星
とにかく面白かったです。第3回までのゲストの皆さんとはまた毛色の違った音楽のジャンルで、ノリ方のおしゃれなダンスナンバーをやらせていただけて。また新しいWESSIONができたなと感じています。
○■濱田崇裕
これまでラッキリさんの音楽を聴いて好きなだけやったのが、トークを通して更にファンになってしまいました。 一人一人の人柄が見えた時に、「あ、バンド全体を好きになるってこういうことかな」って思ったりとかして。 お話しするとより一層音楽を聴きたくなるのがラッキリさんやなって。今回の放送を見たら、みんなラッキリさんのファンになると思います。
○■小瀧望
久しぶりに自分の映り方とか気にできないぐらい手叩いて笑いました。皆さんの個性やキャラクターがトークから垣間見えて楽しかったです。書き下ろしていただいた曲はもちろん、ラッキリさんの曲は今までたくさん聴いてきたので、歌わせていただけてほんまに嬉しかったですね。
Lucky Kilimanjaroのコメントは、以下の通り。
○■熊木幸丸(Vocal)
僕の作った楽曲で皆さんが踊ってくれるのは本当に嬉しかったですし、ラミちゃんの日々の悪事を今日紹介できてとても嬉しかったです。またフェスもあるので、皆さんと一緒に踊れるのを楽しみしています。
○■ラミ(Percussion)
ライブも収録もすごいワチャワチャできて、一日とても楽しかったっていう思い出しかないです。ありがとうございました。
○■山浦聖司(Bass)
小さいボケでもWEST.の皆さんがすごく拾ってくれて、面白くしていただいて、とても喋りやすかったです。 またこういう機会をいただけたらとても嬉しいです。
○■柴田昌輝(Drum)
一緒に演奏していてもすごく楽しかったですし、トークも皆さんすごく面白くて。一人の視聴者として楽しんでしまったなっていうくらい楽しかったです。
○■松崎浩二(Guitar)
終始賑やかでめちゃめちゃ楽しかったです。演奏していても、あんなにたくさんの背中を見ながら演奏することがなかったので、テンション上がってあっという間の時間でした。
○■大瀧真央(Synthesizer)
ライブをこんなに大人数でやるのは初めてだったので、皆さんの賑やかな感じがすごく楽しくて。トークも本当に面白くて、さすが関西の方だなと思いました。お話しできて嬉しかったです。
【編集部MEMO】
Lucky Kilimanjaroは、同じ大学の軽音サークルで出会った6人が2014年に結成したダンス・ポップバンド。「世界中の毎日をおどらせる」という合言葉のもと、ディスコやシティポップの柔らかな光沢と、現行ポップのビート感を縫い合わせるように、軽やかで身体性の高い楽曲を作り続けている。代表曲は「エモめの夏」「踊りの合図」「KIDS」「350ml Galaxy」「またね」「HOUSE」など。