NTTデータグループは9月25日、同社株式の上場廃止について報告した。株式併合に係る議案については、8月29日に開催された臨時株主総会において株主により原案どおり承認されており、同社の普通株式は東京証券取引所の有価証券上場規程に定める上場廃止基準に該当している。
9月26日をもって東京証券取引所プライム市場において上場廃止となる。

NTTは5月8日に、NTTデータグループに対するTOB(株式公開買い付け)により普通株式を取得し子会社化することを発表していた。その後、TOBの成立について6月20日に報告している。

NTTデータグループはニュースリリースにおいて、以下のようにコメントしている。

株主の皆様をはじめ、関係者の皆様には、長年にわたり当社の経営にご理解と温かいご支援を賜りましたことを心より感謝申し上げます。

今後も、「情報技術で、新しい「しくみ」や「価値」を創造し、より豊かで調和のとれた社会の実現に貢献する。」という使命のもと、より一層の企業価値の向上及び社会への貢献に努めてまいる所存でございますので、変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
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