日本HPは9月25日、Riot Gamesとのコラボレーションによるゲーミングデスクトップ「OMEN 35L VALORANT Limited Edition」を発表しました。ここでは、9月25日から開幕した「東京ゲームショウ2025」のOMEN&HyperXブースで開催された発表会の模様をお伝えします。
○VALORANTを体現したデザイン
「OMEN 35L VALORANT Limited Edition」のケースカラーには、VALORANTの公式カラーパレットを採用したネイビーとレッドを使用。スプレーパターン(武器によって異なる弾道や弾痕の並び)やアルティメットゲージ(エージェントが持つ特別なスキルの使用可能状況を示すゲージ)が、ファンだけが気づくようなさりげなさで随所に散りばめられています。
ケースファンのハブには攻撃側チームの勝利条件に関わる重要アイテム「スパイク」が描かれ、マグネット式のガンバディ(武器に装着するアクセサリー)も付属します。
○重要ラウンドでも「冷静さ」を保つパフォーマンス
インテル Core i7-14700FプロセッサーとNVIDIA GeForce RTX 5060グラフィックスを搭載。重要なラウンドから長時間のゲームセッション、配信まで、高フレームレートと鋭いレスポンスを提供します。
CPUクーラーやGPUの組み合わせに応じて、PCケース内の空気が最も効率的に流れるよう設計されており、ファンの「P/Q曲線」に基づいてケースファンの回転速度を工場で調整して出荷。この最適化により、前世代機と比較して最大14%の冷却性能向上を実現しています。
また、戦術的な防衛と情報収集を得意とするエージェント「キルジョイ」のセットアップのようにアップグレードが可能。ツールレス設計、ATX規格のコンポーネント、整然としたケーブル配線により、パーツの追加や交換、パーソナライズがしやすくなっています。
森谷氏は、「VALORANTはeスポーツを前提に開発されたゲームで、CPU負荷は高いものの、GPUにはそこまで負荷がかかりません」と話し、「OMEN 35L VALORANT Limited Edition」はそうした特徴に最適な構成にしていると強調しました。
「OMEN 35L VALORANT Limited Edition」の希望販売価格は246,500円。数量限定販売となっており、追加生産は行わないそうなので、ほしい!と思ったプレイヤーはお早めに検討してみてください。
○「OMEN 35L VALORANT Limited Edition」の主な仕様
OS:Windows 11 Home
CPU:インテル Core i7-14700F
CPUクーラー:240mm 水冷クーラー (2.1インチ480×480液晶ディスプレイ) 第7世代Asetekポンプ
GPU:GeForce RTX 5060
メモリ:Kingston FURY 32GB (16GB×2) DDR5-4400MT/s Intel XMP対応 RGB (最大128GB)
ストレージ:1TB PCIe Gen4 NVMe M.2 SSD
Wi-Fi 6E
Bluetooth5.3
本体サイズ/重さ:約210 × 408 × 410mm/約14.5kg
インターフェイス:天面…USB Type-C 5Gbps ×1 ( 電源オフUSBチャージ機能対応)、USB 2.0 Type-A ×2、背面…USB Type-C 10Gbps ×1、USB Type-C 5Gbps ×1、USB Type-A 10Gbps ×2、USB Type-A 5Gbps ×2、USB 2.0 Type-A ×2、HDMI2.1b ×1、DisplayPort2.1a ×3