妻夫木聡が主演を務める映画『宝島』(公開中)の主要キャストが集結し、撮影の舞台裏を語りあうスペシャル映像がYouTubeにて公開となった。

戦後沖縄を舞台に、歴史の陰に埋もれた真実を描く真藤順丈氏による小説『宝島』。
第160回直木賞をはじめ、第9回山田風太郎賞、第5回沖縄書店大賞を受賞するなど3冠に輝いた本作が、東映とソニー・ピクチャーズの共同配給によって実写映画化された。監督は様々なジャンルや題材を通して常に新たな挑戦を続ける大友啓史。主演には妻夫木聡を迎え、広瀬すず、窪田正孝、永山瑛太ら日本映画界を牽引する豪華俳優陣が集結し、誰も見たことがないアメリカ統治下の沖縄を舞台に、混沌とした時代を全力で駆け抜けた若者たちの姿を圧倒的熱量と壮大なスケールで描く。

この度、本作の主要キャストが集結し、撮影裏を本音で語りあうスペシャル映像がYouTubeにて公開となった。妻夫木による司会進行のもと、広瀬、窪田正孝、永山が、規格外のスケールで行われた本作の裏話を包み隠さず語り尽くす。延べ2,000人のエキストラが参加した「コザ暴動」シーンや、実際に沖縄で撮影が行われ、当時を限りなくリアルに再現した迫力のデモシーンなど、ここでしか聞けない撮影秘話が盛り沢山の構成となっている。主人公のグスク(妻夫木)、ヤマコ(広瀬)、レイ(窪田)、オン(永山)をはじめ、アメリカ統治下時代の激動の沖縄を生き抜いた、物語を彩る魅力的なキャラクターたちを演じた一同が明かす、役作りへのこだわりや"沖縄方言愛"もさく裂する。

さらに、「共演者の意外な一面」を語り合う場面では、本作で映画デビューを果たし、フジテレビ系ドラマ『僕達はまだその星の校則を知らない』でも話題となった注目の若手俳優・栄莉弥が、先輩・広瀬すずに衝撃の大胆告白する場面も。思わぬ告白内容に赤面する広瀬を囲み、「耳が赤くなってる!」「ただのファンじゃん!」とキャストたちからのツッコミの嵐にも乞うご期待。『宝島』を通じて固い絆で結ばれたキャスト陣による終始和やかな空気が漂う中、映像後半では、一同が「人生の宝物になった」と振り返る、映画への熱い想いを一人一人が"本音"で熱弁。映画をいち早く鑑賞した方も、これから観る方も映画がさらに楽しめる内容になっている。

(C)真藤順丈/講談社 (C)2025「宝島」製作委員会

【編集部MEMO】
映画の原作となった小説『宝島』は、真藤順丈氏のペンによる。
「リュウキュウの青」「悪霊の踊るシマ」「センカアギヤーの帰還」の三部構成となっており、沖縄戦直後から始まった1952年の米軍統治時代から、日本に復帰した1972年までの沖縄を舞台としている。2018年に第9回山田風太郎賞、2019年に第160回直木三十五賞、2019年に第5回沖縄書店大賞の小説部門賞を受賞している。
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